【自作PC】Radeon RX 7900XTXを購入したので6900XTと比較してみる

2023年3月8日

こんにちは、しきゆらです。
今回はタイトルの通り、Radeon 7900XTXを購入したので、これまで使っていた6900XTと交換しつつどう変化したのかをメモしておきます。

Radeon RX 7900XTXとは

Radeonシリーズは、AMDが設計・開発しているGPUブランドです。 GPUといえばNVIDIAのGeForceシリーズが有名かと思いますが、AMDのRadeonシリーズもはりあえるくらい強力な製品が発表されるようになっています。

Radeon RX 7900XTXはRadeonシリーズの最新世代GPUで、2022年12月に発売されました。 最初はリファレンスモデルと一部オリファンモデルが発売され、徐々に各メーカーからOCモデル等が発表・発売されています。

前世代の6900XTとの差分は以下の通り。 なお、演算ユニットに関しては6000シリーズと7000シリーズで世代が変わっているので数が増えた以上に性能が上がっているはずです。

また、VRAMも16GBから24GBへ8GB増えてます。 画質上げてゲームをやる場合はVRAMが多いほど有利なので、これはありがたいところ。

項目名Radeon 7900XTXRadeon 6900XT
演算ユニット数9680
ゲームクロック2300MHz2015MHz
ブーストクロック2500MHz2250MHz
メモリバス384bit256bit
VRAM24GB16GB
消費電力355W300W
参考URLhttps://www.amd.com/ja/graphics/radeon-rx-graphicshttps://www.amd.com/ja/graphics/amd-radeon-rx-6900-series

あれこれ書いてきましたが、まぁ世代が1つ進み性能が向上したのと、VRAM量も増えているので高画質でゲームをやりたい方向けな製品ということですね。

ここまでは、7000シリーズについての話。 ここからは購入したモデルの話です。


購入した7900XTX

今回購入したのは、Sapphireの「NITRO+ AMD Radeon™ RX 7900 XTX Vapor-X 24GB」です。
20万円弱、というところで高いのですが、私は6900XTを22万円くらいで購入しているので次世代モデルを今使っているものより安い値段で買える、という認識なので無問題。

性能は以下の通り。 上記で記載していたRadeon 7900XTXの性能をリファレンスとして記載してます。

仕様リファレンスNITRO+ AMD Radeon™ RX 7900 XTX Vapor-X 24GB
演算ユニット数9696
ゲームクロック2300MHz2510MHz
ブーストクロック2500MHz2680MHz
メモリバス384bit386bit
VRAM24GB24GB
消費電力355W420W

OCモデルなので、ゲームクロック・ブーストクロックともに200MHz程度上昇しています。 これによって消費電力も上昇しています。

実際の製品を撮影したものを投下していきます。
箱はこんな感じ。NiTROシリーズおなじみの箱です。

中身は以下の通り。
GPU本体、説明書、LEDケーブルとステーが付属していました。

背面はこんな感じ。
ここ最近ではおなじみの、一部が抜けていて風が通るようになっています。

ポート構成もHDMI2つとDP2つ。
HDMI2つは珍しい気がします。

これまで使っていた6900XTと比較してみます。
なお、6900XTも7900XTXと同様NiTROシリーズなのですが、見た目はだいぶ違います。
6900XT購入時の記事は以下を参照ください。

上が6900XT、したが7900XTX。
長さはあまり変化がない印象です。
ファンを見ると、6900XTは3つとも同じ方向に回るものですが、7900XTXでは真ん中のファンは逆回転するものになっています。

背面はこんな感じ。
抜けている部分が狭くなっているので、その分ボード自体が長くなっている形です。

ポート側を比較したのがこちら。
6900XTは2.7スロット、7900XTXは3.5スロットになってます。
ブラケットサイズがやはり違います。PCケースによっては注意が必要そう。

お尻はこんな感じ。 7900XTXは閉じているタイプ。

7900XTXは8ピン3つ構成、6900XTは8ピン2つと6ピン構成です。

なお、厚みが増しているので、前まで使っていた赤いステーは取り付けできませんでした。
付属していたものを利用します。
厚みを考慮して取り付け部分が延長されていますね。

取り付けて電源を入れるとこんな感じ。
側面にライン状のLEDが付いていて光ります。

ベンチマーク

ここからは実際の性能を簡単に見てみます。

なお、今回のPC構成は以下の通りです。

パーツ名称
CPUAMD Ryzen 7900X
メモリDDR5 6000MHz 32GB
GPUAMD Radeon RX7900XTX
GPUドライバAdrenalin Edition 23.2.2
OSWindows11 64bit

ついでに6900XTでも取ったデータが残っているものは、6900XTとの比較もしていきます。

3DMark Time Spy

デモ版での計測です。 そのうち購入してほかのベンチも回せるようにしたい、と思いつつ計測してみました。 スコアは26,561、同様構成の平均よりも若干高い程度でした。

ちなみにですが、前にも計測したよなーと思って過去記事を追ってみたらRyzen7 3700X + 5700XT / 6800で計測したものが出てきました。
構成が全く違うので単純比較はできませんが、Ryzen7 3700X + 6800で13,938のようなのでだいぶスコア上がってますね。

ホグワーツ・レガシー

続いて前回投稿したホグワーツ・レガシーから。
なお、ベンチマークルート等は前回のホグワーツ・レガシーの記事をご覧ください。

プリセット・レイトレすべてを最高にした状態でネイティブ、FSR1、FSR2の場合のFPSの違いはこんな感じ。

6900XTではFSR2を適用してやっと平均60FPSを超える程度だったのが、7900XTXではネイティブでも平均70FPSを超えてくれてます。
FSR2をかけて平均100FPSを少し切るくらいなので、ゲーミングモニタとかでも楽しめそうです。

前回の記事でも触れましたがアップスケーリング技術は強力ですね。

続いて、プリセット最高・FSRを切った状態でレイトレ品質を変更した結果は以下の通り。

結果としては、レイトレ最高でも平均60FPSにぎりぎり届かないくらいは回ってくれました。
6900XTから比べると大体1.5倍くらい伸びてくれました。
また、6900XTと同様レイトレ最高からレイトレ高に変更した場合のFPSの伸びが大きいので、レイトレ高で遊ぶのがよさそうです。

続いて、レイトレ最高・FSRを切った状態でプリセット品質を変更した結果が以下。

こちらも6900XTから1.5倍くらい伸びてくれてます。
プリセット品質の変化によるFPSの増加も同じような傾向です。
プリセット最高でもぎりぎり60FPSに届かないくらいなので、プリセット高で遊ぶかFSR2有効にして遊ぶのが無難そうです。

最後に、レイトレ・FSR無効状態でのプリセット品質を変化させた場合は以下。

ホグワーツレガシー_ WQHD レイトレ_FSR2 切_result.webp

6900XTから見るとあまり伸びはないですが、それでも順当にFPSは向上してます。

サイバーパンク2077

続いてサイバーパンク2077です。 WQHDでテクスチャ高・レイトレーシングウルトラ状態でFSR2.1の有効・無効を切り替えた場合の結果が以下。

手元にあるデータが中途半端で申し訳ないですが、6900XTのFSR2.1無効な場合の結果がありませんでした・・・。
ただ、同条件の6900XTと7900XTXを比較すると結構伸びてました。
平均60FPSを超えるくらいまで伸びてくれたので、ようやく普通に遊べるくらいになってきた印象です。

まとめ

今回は、Radeon RX 7900 XTXを購入したので6900XTと比較してみました。
結果としては、6900XTでは微妙に性能不足を感じていたのですが、7900XTXはその不足感を払拭してくれそうな雰囲気を感じました。

実際にゲームをやったりできていないので、利用している中で具体的な評価になると思いますが、明らかに6900XTより性能が向上しています。
6000シリーズを使っていて、性能不足感を感じている方は、購入を検討してもよいかもしれません。

ただ、ここ最近のGPUはサイズが巨大化していたり価格が高騰しており、ほしいから買う、ということがしにくくなっている印象です。
どこまでお金をかけられるかを考えつつになるのが難しいところです。

そのほか、どんどん消費電力が上がっているのも気になります。
性能を出すためにアクセル踏まなければいけない、というのもわかるのですが、カーボンニュートラルだの燃料費高騰だのあれこれ騒がれているご時世なので、もう少しおとなしい消費電力で回ってくれる製品も期待したいところです。

今回は、ここまで。

おわり