【Radeon】ドライバ成熟記録 v23.30.13.05 vs 23.40.01.10

WindowsRadeonドライバ成熟記録,ベンチマーク

こんにちは、しきゆらです。
今回は、最後のAFMFプレビュードライバであるAdrenalin 23.40.01.10がリリースされたので、前バージョンである23.30.13.05との性能比較をしていきます。

前回の比較記事はこちら。


プレビュー版ドライバのリリースノート

今回のバージョンのリリースノートはこちら。
正式版に向けて、ドライバの安定性を向上させているようです。

変更点

  • AFMFを有効にした状態で、ゲームの描画解像度を変更したり、切り替えたりするとドライバがクラッシュする場合があった問題
  • AFMFを有効にした状態で、Xbox Game Barを閉じるとドライバがクラッシュしたりスタッターが起こる問題
  • AFMFを有効にした状態で、Free Sync対応モニタ環境で不安定なFPSを返す問題
  • AFMFを有効にした状態で、映像が波打ったりずれたりする問題
  • AFMFを無効化するとき、Adrenalinがクラッシュする場合がある
  • いくつかのDirectMLのワークロードで性能が低下する
  • Radeon 7000シリーズなどで、ドライバ更新後にNixeus NX-EDG274Kなどのモニタで画面が断続的に灰色になる
  • 一部のUWPアプリケーションで描画APIメトリクスがN/Aとなる
  • RX7900XTXなどの一部GPUでWar Thunderを4x SAAAでプレイ中、特定の地面のテクスキャがちらつく場合がある

性能比較

ここからはベンチマーク結果を並べていきます。 今回のドライバは、前回のv23.30.13.05よりもだいぶ安定していてとてもデータがとりやすかったです。

では、行きましょう。
今回も、青が前バージョン、赤が今バージョンです。

環境については、ざっくり以下の通りです。

CPUAMD Ryzen 9 7900X
GPUAMD Radeon RX7900XTX
メモリDDR5 32GB (6000MHz)
PC構成

3DMark

結果はこちら。

Speed Wayが2%程度スコアが伸びていますが、そのほかはスコアが落ちているようです。
前回の結果でもSpeed Wayは若干スコアアップしていたので、DirectX12 Ultimateにチューニングしているんでしょうか。

Cyberpunk 2077

アップスケーラ無しの結果はこちら。

結果を見ると、FHDはレイトレの有無によらずFPSが上がっています。
その他はほぼ横ばいか落ちているので何とも言えないですが、さらに前のバージョンだとFHD環境が若干スコア落ちていたのでその分を戻してきた、ということでしょうか。

続いて、FSR2を自動設定で回した結果はこちら。

結果を見ると、大体落ちています。
FSR2を使う場合は、前回のバージョンのほうがFPSは出そうです。
ただ結構不安定だったのがつらいところ。

続いて、前回は計測できなかったAFMFの記録も取れたので、前回との比較はできませんがデータだけ流しておきます。

まずは、アップスケーラ無しでAFMFを有効にした場合がこちら。

AFMF無で4K・レイトレサイコだと20FPSを切る程度だったのが、AFMFを有効にすると30FPS弱くらいまで出るようになっています。
ただし、計測中の動きを見るとほぼネイティブと同等のFPSしか出ない場面もあったので、そもそも処理が追い付いていない感じが強いです。

一方で、FHD・WQHD環境のレイトレサイコだと、AFMF無効時と比べてほぼ2倍のFPS出回るようになっています。
設定を調整すれば、安定して遊べそうですね。

その他の点として、Radeonはレイトレ性能が弱いですが、レイトレを使わなければ十分回るのが見て取れますね。
4Kレイトレ無で60FPS程度だったところがAFMF有効にすると120FPS弱まで伸びてるので、高リフレッシュレートモニタでも十分遊べそうな結果でした。

続いて、AFMFとアップスケーラを有効にした欲張りセットの場合はこちら。

AFMFとFSR2.1を同時に掛けると、4K/レイトレサイコでも100FPS弱程度までFPSが出るようになります。 FSR2.1無の結果と比べても伸びるところでは2倍程度伸びているので、AFMFとFSR2.1を同時に活用することで、かなり重たいゲームでも安定して高いFPSを出すことができそうです。

まとめ

今回は、最後のAFMFプレビュードライバであるAdrenalin 23.40.01.10の性能を前バージョンである23.30.13.05と比べてみました。

結果としては、大きな性能の変化は見られませんでしたが、体感としてゲームが落ちることはかなり減った印象でした。
性能向上も大事ですが、安定してゲームが遊べるのが大前提なので、ゲームが落ちたりドライバが落ちることなく回るようになってくれたのが何よりうれしい変化でした。

そして、ついにAFMFもプレビューから正式版に格上げされたので、次回以降も引き続き性能の変化があるのかを追っていければと思います。

今回は、ここまで。

おわり