【比較】Pixel Watch 3を2カ月弱使ったのでPixel Watch 2と比べてみる
こんにちは、しきゆらです。
今回は、Pixel Watch 3を買って2カ月弱ほど使ったので、前モデルのPixel Watch 2と比較してみます。
届いたのは、Pixel 9 Pro XLとほぼ同じくらいの時期でしたが
ちょうどそのころから引っ越し準備が始まり、気が付いたら10月も末になっていました。
ということで、2カ月弱使った感想などをつらつら書いていこうかなと思います。
Pixel Watchとは?という話は過去記事に書いているのでそちらも参照いただければと思います。
Pixel Watch 3の新機能・変更点
ラインナップ
なんといっても、Pixel Watch 3は2サイズがラインナップされました。
初代Pixel Watch、Pixel Watch 2と同じサイズである41mmと合わせて
少し画面が大きくなった45mmがラインナップに追加されました。
もともとの41mmでも、画面が小さい、と感じる場面はあまりありませんでしたが
画面サイズが大きくなると表示できる情報量が増えるので大きいサイズは歓迎です。
大きくなった分、バッテリーの持ちもよくなっていることを期待したいところ。
価格は以下の通り。
前モデルも比較として載せておきます。
製品名 | Pixel Watch 3 41mm | Pixel Watch 3 45mm | Pixel Watch 2 |
---|---|---|---|
価格 | ¥52,800 ~ | ¥59,800 ~ | ¥39,800 ~ |
いろんなものが高くなっていますが、例にもれずPixel Watch 3も順当に金額が上がっています。
高い。
Actua ディスプレイ搭載
Pixel 8シリーズから搭載されているディスプレイであるActua ディスプレイをPixel Watchにも搭載。
Pixel Watch 2と比較して輝度は2倍になり、室内・屋外両方でより見やすくなっています。
Fitbit等のフィットネス機能を使う場合は外での活動も多いので、これは嬉しい変更点かなと思います。
バッテリー持ちの向上
Pixel Watch 2のころから、常時表示状態で24時間使用可能、と謳われていました。
Pixel Watch 3では、これに加えて「バッテリーセーバーモードで最長36時間使用可能」となっています。
バッテリー残量が15%以下になるとバッテリーセーバーモードに入り、バックグラウンドアプリやディスプレイの常時表示をOFFにしたりと、より長時間動くように勝手に設定してくれます。
帰るまでに電池が持たない・・・、ということは防げそうです。
朝のブリーフィング機能
これはそのまま、前日やここ数日の活動量や睡眠状況から、今日一日の活動量についてアドバイスしてくれる機能です。
朝起きて少しすると、昨日までの活動量等や睡眠の状態、今日の活動についてのアドバイス、今日の天気等を毎朝通知してくれます。
休息が不足していると教えてくれたり、数日負荷が軽い日が続くと「追い込む時期です」とはっぱをかけてくれます。
天気予報も毎朝教えてくれるので、テレビを見ない私のような人には割と嬉しい機能です。
・・・などなど、細かいところを上げればちらほら新機能が増えています。
詳しくは、Google Storeや他のレビュー記事などを参照ください。
開封の儀
では、ここからは届いたときに撮影した写真を見ながらあーだこーだ言っていきます。
まずはパッケージ。
今回は45mmの方を購入しました。
Pixel Watch 3は縦長の細いパッケージになっていました。
また、プラスチックがなくすべて紙でできていました。
今回は、金属ベルトも併せて買ってみました。
41mmの方だと、Pixel Watch 2のベルトと互換性があったんですが45mmとは互換性がないため買い替える必要がありました。
Pixel Watch 2までは、初代Pixel Watchのころに買った謎の中華メーカーのベルトを使っていましたが
互換性がなくなったので買い替える必要がありました。
Amazon等で調べてみたのですが、41mm版に対応したベルトは出てきましたが、45mmに対応したベルトはあまりなく、しょうがないので高額ではありますがベルトも純正のものを購入しました。
付属品は、いつも通り本体・ベルトと充電器、説明書だったので省略。
では、Pixel Watch 2との比較をしてみます。
・・・といってもサイズ以外はほぼ同じ感じでした。
左がPixel Watch 3 45mm、右がPixel Watch 2です。
サイズ以外はほぼほぼ同じ。
スマホとの連携も、過去と同様に画面に従って進めるだけ。
とても楽でよい。
使ってみた感想
では、ここからは使った感想を良かった点・微妙だった点に分けて書いていきます。
良かった点
電池の持ちがかなり改善された
Pixel Watch 2のレビューのときも同じようなことを書きましたが、Pixel Watch 3でも電池の持ちが改善されました。
以下の設定で使ってみたところ、3日は充電せずに使うことができました。
- Wi-Fi: OFF
- Bluetooth: ON
- 画面輝度: 最低
- 自動調整: ON
- 画面を常にON: OFF
- 傾けて画面をON: ON
- タップで復帰: OFF
バッテリーを100%まで充電して、丸1日装着してみると電池残量が15%程度しか減っていませんでした。
単純計算すると、丸4日使えることになりそうです。
実際に使うと3日は余裕で持ちそうな印象でした。
このくらい電池が持てば、2泊3日程度の旅行であれば最悪充電器を忘れても何とかなりそうです。
さらに、バッテリーセーバーの機能も付いたので、機能を制限しつつ長時間使うこともできるので、単純な時計としての機能はPixel Watch 2よりも長時間使うことが可能でした。
もう少し電池が持ってくれれば・・・、と思っていたところが改善されたので、満足度は高いです。
画面に表示できる情報が増えた
これについては、文字盤が45mmになったからかOSのバージョンなのかは不明ですが、画面に表示できる情報量が増えました。
Pixel Watchの文字盤には、時間やカレンダー以外にも、歩数や電池残量等を表示することができます。
Pixel Watch 2では、主に3~4つの情報を表示することができていました。
Pixel Watch 3では、主に5つ、文字盤の周囲にさらに4つの情報を表示できるようになっていました。
Pixel Watch 2のころは、表示したい情報が多くあったんですが、表示できる数に制限があったのでどれを選ぶかを考えなければいけなかったんですが
Pixel Watch 3では、9つも表示できるのですべて表示しつつ、いらないものまで表示させておくことができます。
ここは地味ですが結構よいポイントでした。
微妙な点
サイズが大きいので竜頭が腕に当たる
45mmを買ったのでしょうがないといえばそうですが、サイズが大きくなったので手首を曲げたりすると竜頭が腕や手の甲に当たります。
意図せず竜頭を押してしまって画面が表示されたり、ホーム画面に戻ったりするので微妙にイラっとする場面があります。
存在感が大きい
これも45mm版を買ったので、わかっていたとはいえ時計としてみると結構大きいです。
腕の大きさによっては、かなり目立つかなと思います。
Apple Watchも四角いので結構大きい印象ですが、Pixel Watch 3も大きいなぁ、という印象です。
価格がかなり高くなった
ここ最近のGoogleデバイスは軒並み価格が上がっていますが、Pixel Watch 3も同様に価格が上がっています。
前モデルと比較して1万円以上上がっています。
Pixelを買っていれば、キャッシュバックされたストアクレジットでほぼほぼ支払えるとはいえ、価格が上がっているので、Pixel Watchだけを買う、という人にはつらいかなと思います。
なんでも高くなっているとはいえ、もう少し何とかできなかったのか、と思う今日この頃です。
まとめ
今回は、Pixel Watch 3を2カ月弱使ったので、感想をつらつら書いてきました。
結果としては、電池持ちが結構改善されたので満足しています。
Pixel Watch 3はようやく皆におススメしやすい製品になったかな、という印象でした。
ただし、Pixel 9シリーズと同様に価格が上がっているので、初めてのスマートウォッチとして購入するには躊躇する価格かなと思います。
数多あるスマートウォッチの中で、Apple系列ではないスマートウォッチが欲しい、というのであれば十分選択肢に入るくらいの出来になったかなという印象でした。
おそらく毎年新製品が出ると思うので、今後のアップデートにも期待できそうです。
今回は、ここまで。
おわり
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