【比較】Pixel Watch 2を購入したので前モデルのPixel Watchと比べてみる【2023/10/29追記】
こんにちは、しきゆらです。
今回は、前回のPixel 8 Proを購入した記事の最後に少し書いていた、Pixel Watch 2が届いたので、前モデルである初代Pixel Watchとの比較や数日使った印象を書いていこうかと思います。
Pixel 8 Proが届いてウッキウキで書いた記事はこちら。
ざっくり最初に感想を言うと、電池の持ちは多少良くなった、というところ。
詳しくは、続きからどうぞ。
Pixel Watchとは
初代Pixel Watchを購入したときにも簡単に書いているので、さらっと流しておきます。
初代Pixel Watchを買ったときにウッキウキで書いた記事はこちら。
Pixel WatchはGoogleが開発・販売しているスマートウォッチです。
Wear OSが搭載されたスマートウォッチは各社から出ていますが、本元であるGoogleが販売している、ということで他のメーカーよりも安心感がある印象はあります。 ただし、機能的に他と比べて優れているか、というと際立って目立った点はあまりない印象。 本当に、OSを作っているところが出しているので、素のスマートウォッチ、というのが特徴かなと思います。
Pixel Watch 2の新機能・変更点
目で見てわかる違いとしては、裏側のセンサ部分です。
なお、左が初代Pixel Watch、右がPixel Watch 2です(以下同様)。
センサが増えており、皮膚温度や電気活動センサーが追加されているようです。
これらのセンサを使って、睡眠時の体温変化を見たりストレス状況を検知してくれるようになっているとのこと。
また、センサ周りにある4つの点は充電用の接点となっています。
初代Pixel Watchでは接点がなく磁石ではまるだけだったのが、接点でくっつける形に変わっています。
どうも、初代Pixel Watchでは充電したと思っていたらはまっていなくて充電できていない!という問題が起こっていたようでその対応のようです。
その他の違いとしては、バッテリー容量が若干大きくなっているので、電池持ちが改善されたようです。
この辺は使ってみた感想のところでレビューします。
上記の充電接点が変わった影響か、Pixel Watch 2からは急速充電に対応したようです。
公式サイトによると、初代Pixel Watchは110分の充電で24時間使えるところを、Pixel Watch 2は75分の充電で24時間使えるとのこと。
後は、材質が初代Pixel Watchではステンレスだったところが、Pixel Watch 2ではアルミニウムになったとのことで少し軽くなっているようです。
ただ、この辺は比べれば確かに微妙に軽いかも、という程度なのであまり体感できる変化ではなさそうな印象。
という所で、あまり大きな変更は見られていない感じでした。
その他の比較は公式サイトで比べられるので、こちらを参照いただければと思います。
開封の儀
では、届いたPixel Watch 2を開封していきます。一番楽しいところです。
購入したのはPixel Watch 2(Wi-Fi)のMatte Black アルミケース / Obsidian アクティブ バンドと専用充電器になります。
Pixel Watch 2を開けると変わった開き方をしました。
本のように開く形で、背表紙のところに本体が挟まっている感じになっていました。
付属品は以下の通り。
本体のほかは、説明書と充電ケーブル、替えのバンドになっています。
充電器は、初代Pixel Watchと互換性がなくなっています。
では、初代Pixel Watchとの見た目の差を見てみます。
並びは最初に書いた通り、左が初代Pixel Watch、右がPixel Watch 2になります。
本体サイズは変化なし、Pixel Watch 2のほうが若干竜頭が大きいかな、という程度でぱっと見は変化がありません。
裏側は最初に貼った通り、センサーが増えているのと充電用の接点が増えています。
では、開封が終わったので、ベルトを交換しつつPixel 8 Proと接続していきます。
画面に従っていくだけなので難しいことはありません。
なお、Pixel Watch 2から引き継ぎができるようになったようですが、今回はスマホもスマートウォッチも新しいところからセットアップしているので特に引き継ぎ等せず初期設定を済ませています。
接続後、画面の発色などを比べてみるとこんな感じ。
わかりにくいですが、画面は相変わらずキレイでここも差分はぱっと見わからないです。
画像を取るセンスがないのが悲しいですが、ぱっと見の変化はあまり感じられない感じでした。
裏側のセンサや充電接点が変わっているのと、充電器が変わっているのが大きな変更点かなと。
使ってみた感想
届いた後、実際に数日使ってみた感想を書いていきます。
良かった点
電池の持ちが若干改善された
Pixel Watch 2は電池の持ちが改善された、という話を発売前から出ていたので期待していました。
届いてすぐ100%まで充電しつつ、初代Pixel Watchで行っていたのと同じような設定にして普段使いでどの程度利用できるかを計測してい見ました。
設定をいじった点は以下の通り。 なお、歩数や睡眠トラッキングなどはONにしてます。
- Wi-Fi: OFF
- Bluetooth: ON
- 画面輝度: 最低
- 自動調整: ON
- 画面を常にON: OFF
- 傾けて画面をON: ON
- タップで復帰: OFF
結果としては、フル充電から丸2日使うことができました。 私の使い方だと、Pixel Watchは1日半程度で電池がなくなるのでだいぶ余裕ができた印象です。
常時表示をさせなかったり、Wi-Fi接続を止めたりと節電になりそうなところを止めているのでそりゃそう、と思われるかもしれませんが、Pixel Watchでは同じ使い方で1日半程度しかバッテリーが持たなかったのでかなりの改善を感じます。
アプリ・着信・予定などの様々な通知、心拍や睡眠などのトラッキングを行ってもこれだけ電池が持てばだいぶ充電からは解放される印象です。
寝る前に電池が心もとなくて睡眠トラッキングをあきらめたり、出かける前に電池が切れそうで充電するために時間をずらす、等のPixel Watchに使われる場面は減りそうな印象です。
急速充電に対応した
充電に関しては、前述の通り急速充電に対応しています。
Pixel Watch 2用充電器には4点のピンが立っており、接点と直接つなぐことで充電する形になっているのが要因かなと。
2時間程度でフル充電できそうですが、そもそも電池が切れそうになったら長時間充電器につないで放置しているので多少早くなったところで気にはならないかな、というところ。
ただ、家を出るちょっと前に電池がないことに気づいた場合など、少しでも充電したいようなときには役立つと思うので、ないよりはあったほうが良い機能だと思っています。
追記: 2023/10/29
急速充電について追記しておきます。
充電残量5%程度からフル充電してみたところ、概ね1時間程度で完了できました。
私は大抵入浴前に外して充電するのですが、入浴後にはほぼフル充電できている印象でした。
また、初代Pixel Watchは充電器につないでから画面上で充電開始の表示が出るまで数秒かかることが多いのですが、Pixel Watch 2では充電器につないだ瞬間から充電開始の表示が出ます。
この辺は、Pixel Watch 2から用意された接点による恩恵かなと思います。
バンドは初代Pixel Watchと互換性がある
充電器の互換性がなくなった一方で、バンドはPixel Watchと互換性があるので、初代Pixel Watchで利用していたバンドをそのまま利用できるのもうれしいところ。
Pixel Watch 2は充電器が別ものになったのでバンドも変わるのか、と覚悟していましたがそのまま使えて一安心。
(なお、公式の金属バンドが高すぎてAmazonに売っているよくわからない中華メーカーの物を使っています。)
微妙な点
Pixel 8 Proのときも書きましたが、何よりも価格が大きく上がっている点は気になります。
初代Pixel Watchは39,800円~だったのが、Pixel Watch 2は51,800円~となっています。
目に見えて進化したなぁ、という所を感じられない中で1万円以上の値上げはかなりのインパクトがあります。
まぁその分Pixel 8 Proを購入したときのストアクレジットのキャッシュバックも5万円分となっているのでほぼタダのような感じなのでPixel 8 Proを購入するつもりであればよいのかなと。
また、上記の通り充電方法がピンに接触する形に変更されたことにより初代Pixel Watchの充電器が使えなくなってしまったところも残念なところ。
まさか1世代で使えなくなるとは思っていませんでした。
私は必要な時に手元にないのが嫌なので、家用と持ち歩きように充電器を2つ持っていたのですが、Pixel Watch 2では利用できないので買いなおしです。
せめて、同時発売で便利な充電スタンドでも出してくれればあきらめもつくのですが、初代Pixel Watchと同じ裏側にくっつける形の充電器しかなく、しかも1つ5,000円くらいするのでなんだかなぁという印象です。
まとめ
今回は、Pixel 8 Pro購入記事のときにも記載していたPixel Watch 2が届いたので数日使った印象をまとめてみました。 個人的には、前モデルで気になっていた電池持ちが若干ではあるが改善されたので、ある程度は満足しています。
一方で、初代Pixel Watchと比べて価格が上がっていたり、充電器を買い替える必要があったりと微妙な点もあり初代Pixel Watchから買い替えるべきか、といわれると微妙な印象でした。
ただし、かといって今から初代Pixel Watchをおススメするか、といわれるとそれも微妙なので難しいところ。
新しい製品を使いたい方、初代Pixel Watchの電池持ちに我慢ならない方、これからスマートウォッチを使ってみたい方、あたりにはおススメできそうかなと思います。
今回は、ここまで。
おわり
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