【比較】Pixel 8 Proを購入したのでPixel 7 Proと比較してみる

2023年10月15日買ったもの

こんにちは、しきゆらです。
今回は、タイトル通りPixel 8 Proを買ったので前モデルのPixel 7 Proと比べてみます。

Pixel 7 Proを買ったときにウッキウキで書いた記事はこちら: Pixel 7 Proが着弾したのでレビューしたい

Pixelシリーズとは

前回の記事にも似たようなことは書いているので、ここではざっくりとしたところだけを書いておきます。

PixelはGoogleが開発・販売しているスマートフォンです。
Pixel 8シリーズは、2023年10月12日に発売されたPixelの最新モデルであり、Pixel 8 / 8Proの2製品が発売されました。
Pixel 8が¥112,900から、Pixel 8 Proが¥159,900から、となっています。

Pixel 8シリーズに搭載されているチップは、Pixel 6シリーズから搭載されている「Google Tensor」の第3世代となる「Google Tensor G3」となり、性能・電力効率などが向上しているようです。

ただし各所の比較記事を見る感じだと、他社の最上位モデルやゲーミングモデルのような性能はなさそうなので、スマホをゲーム用途で利用する方には向かないかもしれません。
Tensorの強みは、後述しますが機械学習によるカメラ・音声入力などによるユーザ体験にあります。 Pixel 7で搭載された消しゴムマジックなどはこの強みを生かした機能となっています。

では、前モデルであるPixel 7シリーズからどの点が向上・改善されているのか見てみます。

Pixel 7 Proとの比較

価格

前モデルであるPixel 7 Proとの違いとして、まず目につくのはやはり価格でしょう。
以前の記事でも記載していますが、Pixel 7 Proが¥124,300からであり、Pixel 8 Proは3万円程度の値上がりとなっています。

見た目

サイズはほぼ同等、若干Pixel 8 Proが数ミリ大きい程度です。
下の画像は、左がPixel 7 Pro、右がPixel 8 Proです。(以下、同じ並びです) なお、Pixel 7 Proの画面にある〇は、ガラスフィルムのお節介で指紋認証の位置をわかりやすくするためについているものです。

画面サイズも同じですが、Pixel 7 Proはラウンドディスプレイになっており若干左右が丸みを帯びています。
一方、Pixel 8 Proは丸みがなくフラットな画面となっているので、印象が違います。

背面はこんな感じ。
画像だとわかりにくいですが、Pixel 7 Proはつるつるテカテカした感じ、Pixel 8 Proはマッドな感じになっています。
ケースに入れて使うのであまり意味のないものですが、触り心地はPixel 8 Proのほうが好みです。

なお、すでにカメラ部分に保護フィルムを張っているので、見た目がちょっと違います。
実際の見た目は以下が参考になるかと思います。

カメラのでっぱりはこんな感じ。 Pixel 8Proは少しでっぱりが増えている印象。 この影響か、Pixel 7 ProのケースにPixek 8 Proは入らないので別途ケースの購入が必要です。

カメラ部分を重ねてみるとこんな感じ。
上がPixel 8 Pro、下がPixel 7 Proです。

機能

Pixel 8シリーズからの新機能として、複数画像から良い表情を選ぶことができる「ベストテイク」、録音した音声を解析し音声・ノイズなどを個別に音量調整ができる「音声消しゴムマジック」があります。

普段一人で景色を撮ることが多く、個人的にはほぼ使わない機能なのであまり嬉しいものではないですが、刺さる人には刺さりそう。

また、Pixel 8 Proには温度センサーが追加されています。
おそらく右下部分かと思いますが、手元では正常に計測できませんでした。
フィルムを張っているので、その温度を取得してしまっているのかと思われます。
温度センサーを使いたい場合は、フィルムを張るのをやめた方が良いかもしれません。

参考になりそうな動画を貼っておきます。(楽しそうでよい)

カメラ性能

あまり得意ではありませんが、簡単に撮って比較してみます。
設定を特にせず、カメラアプリを起動して標準、5倍、30倍をそれぞれ撮影してみました。

まずはPixel 7Proから。通常倍率はこちら。

5倍ズーム。

超解像30倍ズーム。
ここまでズームしたことなかったですが、一応文字が読める程度にはきれいに撮影できてびっくりです。

続いて、Pixel 8 Pro。 通常倍率はこちら。

続いて5倍ズーム。

超解像30倍ズーム。
この日は若干曇っていて暗かったんですが、割ときれいに撮れている印象でした。
ただ、素人目にはどっちが綺麗、と言えないくらいでした。

細かい差異

その他、画面の明るさやバッテリーなど、細かい違いは以下の通り。
バッテリーサイズが少し大きくなってたり、リフレッシュレートが最低1Hzまで落ちるなど細かいところが変わっています。

使ってみた感想

正直、Pixel 7 Proで困っていなかったのですが、発表会を見ていたらほしくなったので買ってしまいました。
触った時間も大したことないのでファーストインプレッション的に少し書いてみます。

良かったところ

まず初めに触って感じた点としては、画面が綺麗になったな、という所です。
画面の明るさが上がっているからか、画面が綺麗に見え、屋外でも見やすい印象です。
同じような画像を撮ってみました。上記同様左がPixel 7 Pro、右がPixel 8 Proです。 違いが分かりにくいかもですが、Pixel 8 Proのほうが鮮やかに見えます。

後は、画面がフラットになった影響か若干画面サイズが大きくなった印象があります。
普段ケースに入れて使っていて画面端が丸まっていることはあまり気にしていなかったのですが、ケースを外して比較してみると、画面端まで見えるので広がったように見えます。

もう一点、これはPixel 8 Proだから、ということではないかと思いますが、PixelからPixelの機種変更は本当に簡単でした。
起動すると他端末から移行するかどうかを聞かれるので、画面に従って進めていくだけでした。。

驚いたのは、Pixel 7 Proの方のアプリ配置がそのままPixel 8 Proにも引き継がれたことです。
アプリやウィジェットの配置をこだわっている方や、この辺にこれがある、と感覚的に使っている方は、そのまま新端末へ移行できるので便利でした。

その他、Pixel 7 Proのときに書いたWi-Fiが不安定だったりと初回にあった不具合らしきものは踏まなかったので、割と最初の印象は以前より良くなっています。

微妙なところ

やはり価格です。
Pixel 7 ProはPixel 7シリーズの最上位、という立ち位置でも12万円程度から購入できましたが、今回のPixel 8 Proは16万円程度からということで高いスマホになってしまったなぁ、という印象。
ただし、Pixel 7同様Google Storeから購入すると下取りやストアクレジットでの還元があるので多少はましになっていますが、とはいえ高いです。
情勢的に仕方がないんだろうと思いつつ、もう少し安くならなかったのかしら、という所でした。

・・・正直現時点で、微妙だなぁと思った点が価格のみでした。
あまりスマホを触らないのと、Pixel 7 Proで困っていなかったので、より性能・発熱などよくなっているならもう満足、という感じでした。
この辺は、もう少し触らなければ出てこないかもしれません。

まとめ

今回は、Pixel 8 Proを購入したのでPixel 7 Proと比較しつつどうだったかをメモしてみました。
購入してよかったか、という点だけでいえば満足しています。
ただ、価格が高いのでPixel 7 Proのころのようにはお勧めできないかなぁという印象でした。

価格を加味していえば、1世代古くなったPixel 7 Proが今だとねらい目かもしれないですね。
安めにPixel 7 Proが手に入れば触ってみつつ、不満があれば下取りに出してPixel 8 Proにする、という流れが良いのかもしれません。

そして、Pixel 8シリーズと同時に発表されたPixel Watch 2も購入したので、届き次第レビューしたいと思います。
正直、Pixel 8 ProよりPixel Watch 2のほうを楽しみにしていたので、待ち遠しいです。

では、今回はここまで。

おわり