【Radeon】ドライバ成熟記録 v23.8.2 vs 23.9.1

WindowsRadeonドライバ成熟記録,ベンチマーク

こんにちは、しきゆらです。
今回は、数日前にも書いた気がしますがRadeonドライバの新バージョンであるAMD Software: Adrenalin Edition 23.9.1がリリースされたので、前バージョンの23.8.2との比較をしていきます。

ここ最近のリリース頻度何とかしてくれ・・・と思いつつ、どの程度性能上がるのかが見れるので楽しいと思う部分もあり複雑な気分です。

Adrenalin 23.9.1のリリースノート

いつも通り、リリースノートから確認しましょう。

New Feature Highlights

  • AMD Radeon Anti-Lag+: ゲームごとのプロファイリングを導入し、RDNA3ベースのGPUで入力のラグを減らすことでゲームの応答性を次のレベルへ引き上げる
  • AMD Radeon Boost: 上記Radeon Anti-Lag+をサポートし、高DPIマウスで見られるレンダリング解像度の動的変化による画質への影響を軽減する
    • 23.9.1 では、Resident Evil™ 4 Remake および Ghostwire™: Tokyo に対する AMD Radeon™ Boost サポートが導入されている
  • AMD HYPR-RX: RDNA3ベースのGPU向けのAMD Softwareの機能を使用しゲームを最適化できる機能を導入し、パフォーマンス向上と遅延の低減を実現する
  • v23.9.1ではRadeon Anti-Lag+、Radeon Boost、Radeon Super Resolutionを組み合わせ、パフォーマンスの向上や遅延の減少を実現する機能を導入
  • 詳しくはこちら: https://www.amd.com/en/technologies/software

What’s Next?

  • AMD Radeon Anti-Lag+: 初めに12のゲームでサポートし、今後数カ月以内にAdrenalinの更新によって新しいゲームのサポートを進めていく
  • AMD HYPR-RX: 2024年1Qまでに、フレーム生成を使ってFPSを向上させるAMD Fluid Moyion Framesのサポートを含め、HYPT-RXのエクスペリエンスを引き続き拡大していく

Fixed Issues

  • ホームシアター向けドルビーアトモスの空間サウンドを選択すると、エラーメッセージが表示される場合がある

ということで、今回は大きな機能追加が含まれているようです。 ゲームごとのプロファイルを使い入力遅延などを減らすRadeon AntiーLag+やパフォーマンス向上・遅延を減らす機能を一括で有効化できるHYPR-RXが目玉であり ボタン一つで有効化できるようになっています。


性能比較

前バージョンであるv23.8.2との性能比較をしていきます。

なお、これまでのRadeonドライバの比較記事はタグ「ドライバ成熟記録」からご覧ください。

基本的に各ベンチマークを3回計測し、その平均を算出してグラフにしています。

毎度のことながら、PC構成はこんな感じです。

CPUAMD Ryzen 9 7900X
GPUAMD Radeon RX7900XTX
メモリDDR5 32GB (6000MHz)
PC構成

3DMark

ベンチマークソフトの定番、3DMarkです。 スコアをグラフにしているので長い方が性能が高いです。

結果はこちら。

若干ではありますがスコアは伸びているように見えます。 特にTime Spyは400ほど上昇しており、過去の比較と比べても大きく伸びています。

ただ、目に見えて性能が上がった、と体感できるかは微妙なところです。

ホグワーツレガシー

ホグワーツレガシーはこれまで通りしきゆら式ルートを手動周回して計測したものをグラフ化しています。

計測ルートについてはこちらを参照ください: 【Win】ホグワーツ・レガシーを購入したので遊びつつベンチマークする

FPSをグラフ化しているので、長い方が性能が高いことを表しています。

アップスケールなしでレイトレの有無で比較した結果がこちら。

スコアを見ると、レイトレ有(青・赤)では5FPS程度伸びており、特にレイトレ無かつFHD(黄)では約20FPSほど伸びているように見えます。

過去の比較とも比べると23.8.1から23.8.2で大きく下がっていたところが23.9.1でもとの性能が出るように戻ってきた印象でしょうか。
【Radeon】ドライバ成熟記録 v23.8.1 vs 23.8.2 | しきゆらの備忘録

続いて、アップスケーラであるFSR2をクオリティ設定で有効にして計測した比較はこちら。

FSR2を有効にするとFHDのレイトレ環境でのFPSは10程度向上しています。 これも23.8.1のころのFPSに戻っている印象を受けます。

Cyberpunk2077

Cyberpunk2077はゲーム内にあるベンチマーク機能の結果をグラフ化しています。 FPSなので、長い方が性能が良いです。

アップスケーラ無しでレイトレ設定サイコで比較した結果がこちら。

こちらもホグワーツレガシー同様各場面で数FPSの向上が見られています。 性能的には、やはり23.8.1のころのFPSに戻っている感じです。

続いて、アップスケーラFSR2を自動設定で比較した結果がこちら。

こちらも同様に若干のFPS向上が見られます。

Final Fantasy 15ベンチマーク

FF15ベンチマークです。 だいぶ古いゲームなので、別のゲームと置き換えようかと思いつつボタンポチーで勝手に回ってくれるお手軽さなのでどうしようか迷っている今日この頃です。

高品質設定でのスコアをグラフ化しているので、長い方が性能が高いです。

結果はこちら。

こちらは大きな変化は見られませんでした。

画像生成

Stable Diffusion DirectML版でハローアスカベンチマークを実行したときの生成速度を比較します。 今回から1.6.0になっています。

生成時間をグラフ化しているので、短い方が性能が良いです。

結果はこちら。

生成時間が23.8.2と比べてぐっと増えている、という風に見えますが 前回の生成時間(295.3s)と比較すると10秒以上短いので計測を誤っているかもしれません・・・。

傾向としては大きな速度変化はなさそうです。

まとめ

今回は、Radeon Anti-Lag+やHYPR-RXなど大きな機能追加が含まれたAMD Software: Adrenalin Edition 23.9.1がリリースされたので、前バージョンである23.8.2と比較しました。

全体的に、前回・前々回の検証から見えていた23.8.2でゲーム性能の低下部分が今回のバージョンで戻ってきた印象でした。 また、今回のリリースノートの中でフレーム生成機能についての言及も合った通り、近々リリースされるであろうFSR3もあるので、今後の更新にも期待です。

ただし、ここ最近のリリース頻度が高いので、もう少しまとめてリリースしてくれてもよいのになぁと思う今日この頃です。 前回の記事を書いたのが9/3、今回のベンチマークを取り始めたのが9/6なので、ベンチ結果出して数日で次のバージョンがリリースされている感じです。 普段はこんなに頻度高くないのになぁと思いつつ、AMDお抱えの大型タイトルリリースや目玉機能を備えた今回のバージョンなどが続いたのでしょうがないのかな、という所です。 次回は何日後にリリースされるんでしょうか。

では、今回はここまで。

おわり