【Win】なんとなくデスクトップPCを組んでみた パーツ選び編

日記


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こんにちは、しきゆらです。
今回は、タイトル通り知識もない中で自作PCに挑戦したので、その様子をメモしておきます。

はじめに

単純に組み立てるだけであればそこまで難しい知識は必要ありません。
各パーツがどのような役割なのか程度はわかっていたほうがいいと思いますが、その程度でなんとかなります。
しかも、最近はYouTubeなどで「自作PC」と検索するとたくさん参考になりそうな動画を見ることができます。
好きな動画・YouTuber等を選びながら、参考にするものをあらかじめ決めておき大まかな流れをつかんでおくと、躓くことが少なくなると思います。


PCパーツ選び

今回は、あまり金額をかけずにデスクトップPCを手に入れたい、ということを考えながら選びました。
価格.comなどのサイトやAmazonや、Google先生で検索をしながら用途に合わせて選びましょう。

今回は、すべてAmazonで購入しました。

パーツたちはこんな感じ。
それぞれは、意外と小さかったです。

それでは、それぞれのパーツと簡単な選定理由等を書いていきます。
以下では、私が選んだ順番で記載していきます。

CPU

まず最初に選んだものは、CPU。
今回はほぼ最初からPCを買うにしても作るにしてもこれを使いたいと思っていました。
選んだものは、AMDのRyzen5 2600です。
価格は、私が購入した時点で17,661円でした。

CPUといえば、IntelのCoreシリーズが有名ですが、Ryzenはそのライバルとして現れたCPUですね。
特徴といえばコア数が多いこと、安いことですかね。
もっと詳しいことは、適宜調べてくださいな。

CoreシリーズとRyzenシリーズの違いとしては、個人的に以下のように考えています。
コア1つ当たりの性能:Core > Ryzen
マルチコア性能:Core < Ryzen
用途によって、コア数が必要な場合や1つ当たりのスペックが必要な場合などがあるので、選ぶ際は自分に合ったものを選びましょう。
参考になるかわかりませんが、Intel製CPUとAMD製CPUの簡単な解説をしてくれている動画を張っておきます。

マザーボード

CPUが決まると、自ずとマザーボードも決めることができます。
マザーボードは、名前の通りマザーということでPCのパーツ等を接続してくれるものです。

選ぶポイントとしては、

  • マザーボードの大きさ
  • メモリのスロット数
  • グラボ等の接続可能な数
  • ストレージ類の接続可能な数
  • そのほか、ファンや端子類の充実度

などなどがあります。
マザーボードによっては、ほかのパーツを組み込めなかったり、対応していなかったりするのでしっかり調べておきましょう。

今回は、CPUとして第2世代のRyzenを使用するので、それに対応しているものを探しました。
調べてみると、マザーボードにはチップセットというものがあり、CPUに応じて対応するチップセットが決まっているようです。

参考:https://chimolog.co/bto-cpu-amd-chipset/

今回はコスト重視で考えているため、Bシリーズを中心に探してみました。
そんな中で、Amazonで安かったB450チップセット搭載のMSI製マザーボード B450M PRO-M2というものを選びました。
価格は、購入時点で6980円でした。

メモリ

メモリは、PCの作業机に当たります。
多いほど一度に多くの作業を行うことができますが、少ないと重くなったり場合によってはソフトが動かなかったりします。
最近は8GBが標準でついていますが、16GBほどあると余裕があり安心かと思います。

先ほど選んだマザーボードは、メモリのスロットが2つなので2枚指すことができます。
CPUによっては2枚で最高性能を発揮するものや4枚で最高性能を発揮するものなどがあるので、その辺も踏まえて探してみましょう。

また、メモリにはクロック数というものがあります。
これは、CPUと同じような感じでどのくらいの速度で動作することができるか、というものです。
Ryzenシリーズはクロック数が高いほど性能が上がるようので、それなりの速度があるものを選ぶとよいと思います。

メモリ周波数が2666→3200と約20%向上しているのに対してスコアは29%向上とメモリ周波数比率以上のスコアの伸びが見られます!
参考:https://blog.tsukumo.co.jp/namba/2018/08/i7-8700K_VS_RYZEN5-2400G.html

参考に、解説してくれている動画を張っておきます。

今回選んだものは、PATRIOT製のシリーズ DDR4 2666MHz 8GBです。
購入時点では、2枚セットで9,279円でした。
安いですね。

グラフィックボード

次に選ぶものは、いわゆるグラボ。
これは、簡単に言えば画面の描画を担う部分となるパーツです。

Intel製CPUであれば、大抵は内臓されているので、なくても困ることはあまりありません。
しかし、ゲームをやる方や動画編集等を行おうと思っている場合は、性能不足を感じるかもしれません。
なお、Ryzenの場合は製品名にGがついていないものは内臓されていないので、グラフィックボードが必須となりますので注意。

グラフィックボードは、調べると様々なものが発売されています。
大きく分けるとNVIDIA製のGeForceシリーズとAMD製のRadeonシリーズです。

性能ごとに細かく分かれているイメージのあるGeForceシリーズが選びやすいかと思います。
値段だけで見ればRadeonシリーズが強いですが、消費電力がすごいようなので比較しながら選びましょう。

また、ややこしいことにGeForceもRadeonも様々なメーカから発売されています。
各メーカによって性能が少し違ったり、名前が同じでも大きさが違ったりするので、よく調べましょう。
特に、対応している出力ポートは確認しておきましょう。

今回選んだものは、ZOTACのGeForce GTX 1660 6GB。
ファンが2つついているタイプです。
出力ポートはDisplayPort3つとHDMI1つです。
価格は、28,274円でした。

ストレージ

いわゆるデータを置いておくための場所です。
大きく分けて

  • 値段当たりの容量が大きいが、速度が遅いHDD
  • 速度が速いが、値段当たりの容量が少ないSSD

があります。
SSDの中でも、SATA接続のものと、より速度が速いM.2 SSDなどありますが、高いため今回はSATA接続のものを利用しました。
気になる方は適宜調べてくださいな。

HDDは大容量を比較的安価に用意することができます。
しかし、PCの起動時間等に直結するため、体感的に早いPCを求めている場合はSSDを選ぶとよいと思います。

それぞれの容量を抑えていいとこどりすることもできます。
120~240GB程度のSSDと1TBのHDDを積んだPCなどが売られているので、必要となる容量や価格を合わせて選びましょう。

今回は、120GBのSSDと1TBのHDDを積みました。
これらは、もともと家にあったものを利用したため、新しく購入はしていません。
一応値段を記載しておくと、
SSD
Kingston SSD 120GB
購入当時の価格は3,010円

HDD
Western Digital HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 1TB
価格は5,654円

それぞれは1年ほど前に購入しているため、今であればもう少し安く購入することができるかもしれません。

電源

これは、PCのパーツを動かすための電源を供給するものですね。
選び方としては、出力ワット数と変換効率かと思います。

出力ワット数は、そのままどのくらいの電気を出力することができるかをあらわしています。
これは、パーツ構成によって必要となるものが変わってくるので一概には言えません。
しかし、大まかに必要なワット数を計算してくれるサイトがあるため、その辺を参考にするとよいと思います。

変換効率は、もちろん同じ電力を出力するにもどれだけ効率よく出力することができるかをあらわしたものです。
「ノーマル < ブロンズ < シルバー < ゴールド < プラチナ < チタニウム」があり、不等号のように効率が上がっていきます。
効率が良ければ、もちろん価格も上がっていきます。

また、電源は各パーツに電気を供給するものであるため、どうしても線が多くなってしまいます。
ものによっては、必要な線のみを電源から接続し、不必要なものは取り外すことができるものもあるようなので、配線の方法も合わせて選ぶとよいかと思います。

今回選んだものは、オウルテック 80PLUS BRONZE。
価格は、4,117円でした。

(対象品が在庫切れのようなので、同等品を張っておきます)

PCケース

ここまで見てきたパーツを収める筐体を選びます。
選ぶポイントとしては、サイズや扱いやすさでしょうか。
ここは、完全に好みで選んでいいと思います。

最近は、ゲーミングPCのパーツがLEDで光るものが多いので、中が見えるようなケースも多くあります。
それが嫌な人は、その辺も合わせて選びましょう。

今回は、Thermaltake Versa H18というものを選びました。
価格は、3,027円。

側面が透明で中が見えるようになっています。
別に見えなくてもいいんですが、見えると中の埃等も見えるようになるかと思い、片面だけ中が見えるものを選びました。

PCケースの詳細

ほかのパーツと違い、目に見える部分となるケースなのでちょっと詳しめに書いておきます。箱はやはり大きいですね。
ケースのイラストと商品名が書かれています。
伝票はじかに貼られていました。べたべたです。

正面から見ると、こんな感じ。
前面はほぼ全面メッシュになっており、12cmファンだと3つ、14cmファンだと2つ取り付けることができるようです。
パット見わかりにくいですが、電源は右上にあります。
USB3.0が1つ、2.0が2つ、マイク・ヘッドホン端子、LEDのスイッチがついています。

ケース上面。
Thermaltakeのロゴがついています。
上面にもメッシュ部分があり、ここにもファンが付くようです。
なお、これは磁石で張り付いており、手軽に取り外すことができます。
掃除などは簡単そうです。

ケース右側。
何もありません。

ケース左側。
こちらは、アクリル製で中が見える様になっています。
写真はフィルムが張ってあるため、こんなになっています。

ケース背面。
背面には1つケースファンがついています。

ケース底面。
足は1.5cmほど高さがあり、底面からの吸気は余裕がありそうです。
電源が入る部分にもメッシュになっており、カバーがついています。
なお、この部分のみはめ込み込み式です。
掃除等はできますが、取り付けにちょっと手間取りそう。

見た目としては、黒一色。
私はゲーミングPCとしてくみ上げるわけではないので、ぴかぴか光る電飾をつけたりするわけではないので、これで十分ですね。

しかし、中身が見えるというのはいいですね。
動いている様子が逐一確認できます。
電飾で光らせたり、配線を工夫したりと、時間とお金をかければかけるだけ充実していく世界なので、恐ろしくもあり楽しくもありますね。

さいごに

今回は、自作PCを組むにあたり必要となるパーツの選定と簡単な紹介を行いました。
購入したパーツの総額は84,362‬円。
(前述のとおり、SSDとHDDは手元にあったものを利用しているので料金には含まれていません)
OS込みの金額です。PCとしては安めな金額ではないでしょうか。
一応、作業もゲームもある程度できるであろう構成にしてみましたが、どうでしょうか。

次回は、実際に組み立てていこうと思います。

今回は、ここまで。

おわり

Posted by しきゆら