【イヤホン】完全ワイヤレスイヤホンを買ったので首掛け式と比較してみる

日記

こんにちは、しきゆらです。
今回は、久々に買った商品を紹介してみます。

だいぶ古い記事ですが、「【日記】iPod ClassicをBluetoothで無線化する」で無線デビューした私ですが
ここからBluetoothヘッドホンやイヤホンを使うようになりました。
煩わしい線がなく、音楽プレイヤーを携帯していればどこでも使えるためとても便利になりました。
(無線化する前は、部屋の中を移動できるように3mのケーブルでヘッドホンを使っていました・・・懐かしい)

 


購入までのあれこれ

iPod Classicを無線化して利用していましたが、生産終了になり修理パーツの入手が難しくなりました。
そこで、つい最近別のDAPへ移行しました。
悩んだ結果、無難にWalkman A100にしました。

iPod Classicの時は、HDDが死んでしまい使い物にならなくなってしまった経験があるため、
内臓メモリは最小のものを選びました。
基本はSDカードに曲を追加していく運用です。

このとき使っていたイヤホン

さて、DAPをよさげなものに変更したのでイヤホンも新しいものにしたくなります。
この時に使っていたイヤホンは、Amazonで売っていた3000円ほどの首掛け式イヤホンでした。

この時点では、とにかく音楽が聴ければなんでもいいや、という感じだったので安くて電池が持ちそうなものを選んでいました。

ここから新しいものに乗り換えるとすると、イヤホンもちょっとよさげのものにしたい。
調べてみると、本当に種類が多いですね。
その中で最近(?)増えてきているのが、所謂「完全ワイヤレスイヤホン」というもの。
左右分離していて耳にすっぽり入る程度の大きさのイヤホンで、無線接続で音楽を聴けるというものですね。
気になっていました。

しかし、こいつらはたいていカナル型です。
耳にきゅぽっと入る感触とか、周りの音が聞こえにくいところとかが要因で、個人的にはカナル型は苦手でした。
しかし、ここは新しいものに挑戦!という感じで購入してみました。

購入した完全ワイヤレスイヤホン

購入したのは、この子。
JabraのElite 75tです!

選んだ理由は、かっこよくて電池が持ちそうだったから。それだけ。
買った後にわかりましたが、ノイズキャンセリング機能と合わせて、外の音を聞くHear Throughという機能もあり
カナル型で苦手な理由の一つが消えました。うれしい。

前置きが長くなりましたが、耳掛けイヤホン・首掛けイヤホンを使ってきた私が
完全ワイヤレスイヤホンを使ってよかったこと・気になったことを書いていきます。
誰かの参考になれば幸いです。

 

首掛けイヤホン・完全ワイヤレスイヤホンの比較

音質

イヤホンといえば、音質。
しかし、私はそこまで耳がいいわけではないので感覚的な話だけ。

ぱっと聞いた感じは、やはりElite 75tが良い感じです。
小さいわりに低音も響きます。
首掛け式3000円イヤホンでは聞こえなかった音も聞こえるようになりました。
5桁のイヤホンは初めて使いましたが、やはりというか音はいいんだなぁという印象。
圧倒的にElite 75tが良いです。

操作性

無線ということで、DAPを直接操作することなく音量調節や曲の再生・停止等ができるのは便利ですよね。
これらの操作がどのくらい直感的に行えるかです。

首掛け式3000円イヤホン

まずは、首掛け式3000円イヤホン。
こいつは、首元右側に操作用のボタンが2つついていました。
電源ボタン、音量調節ボタンです。
基本使うのは、音量調節ボタン。
これは、音量だけでなく曲の送り・戻しができます。
基本操作は特に問題なく使えて便利。よい。

Elite 75t

完全ワイヤレスイヤホンということで、本体がとても小さいので仕方ないといえばそうなのですが
左右にボタンが一つずつついているだけ。
これらの押す回数と左右の組み合わせで操作します。
音量調整や曲の送り・戻し・一時停止等は可能ですが、どっちをどう押せばいいのかを覚えるのが大変です。
正直使っていません。
なんなら、機器との同期もちょっと戸惑います。

操作性は首掛け式3000円イヤホンのほうが直感的です。

電池の持ち

Bluetoothイヤホンなので、イヤホンをどのくらい長時間使えるかを左右するのが電池の持ち。

首掛け式3000円イヤホン

こいつはいっちょ前に「24時間連続再生」を謳っています。
実際使っていた感じだと、フル充電で通勤と仕事中の再生で2~3日くらいは使えていました。
スペック詐欺ではなく、きちんと長時間使えて満足でした。

Elite 75t

こちらは、最大28時間使えると謳っています。
これは、イヤホン本体で7.5時間、ケースのバッテリーで数回充電できるので、これらの合計での時間です。
つまり、どこかで充電する時間があるため連続で使えるのはイヤホン本体の時間7.5時間だけになります。

実際使ってみると、通勤からお昼過ぎて3時ころになると電池がないよーと訴えてきます。
まだ使い始めなので、バッテリー自体も新しいはずなのでほぼ公称値な感じですが、これを使い続けるとどうなってしまうんでしょうか。
まぁ本体が小さいのでバッテリーの持ちがよくないのは承知の上ですがやはり使ってみると短く感じてしまいます。

単純な連続再生という点で考えれば首掛け式3000円イヤホンの勝利です。
しかし、使っていない間にケースにしまっておけば充電できるため、小回りが利くのはElite 75t。
これは、利用するシーンによって変わりますね。難しい。

携帯性

どちらも持ち運んで使うものなので、少しでも持ち運びしやすいほうが嬉しいですよね。

首掛け式3000円イヤホン

こいつはその名の通り、首にかけておくだけなのでほぼ邪魔になりません。
また、こいつはイヤホン部分に磁石が入っているので、首から下げているときはイヤホン部分がくっつきます。
ぶらぶら邪魔になることもありません。
これが割と便利でした。
また、こいつは首掛け部分が柔らかく、巻いて小さくすることも可能です。
意外と小さくなるので、カバンのポケットにしまっておくこともできます。

Elite 75t

こいつは、耳にすっぽり入る程度のサイズで、本体が小さいためとにかく邪魔になりません。
しかし、充電器を兼ねるケースも持ち歩く必要があるので、これが絶妙に邪魔です。
私は基本的に出かけるときは手ぶらなので、ポケットに入る程度のものしか持ち歩きません。
財布、スマホ、家の鍵程度の持ちモノです。
これに合わせて充電器もポケットに入れることになるので、ポケットがごわごわです。

単純なサイズではElite 75tが圧勝ですが
結果としては、意外と首掛け式3000円イヤホンのほうが勝利でしょうか。

そのほか

これ以外に使っていて気になったところ。

首掛け式3000円イヤホン

こいつは、ほぼ常に首にかけっぱなしで使っていました。
そこまで重くはないので気にはなりませんが、人によっては違和感があるかもしれません。

また、音楽再生中に声をかけられたらイヤホンを外して話を聞くと思いますが
こいつは、線でつながっているので耳から外すだけでOKなのが意外と気楽でよかった。
雑に線を指で引っ掛けるだけで外すことができる上に、落としたりなくしたりすることがありません。
適当人間の私には割とうれしい点でした。

Elite 75t

こちらは、完全に左右が分離しているので片方だけ外す、とかするとどこかに無くしてしまいそうです。
メーカもこの辺を想定しているのか、アプリからイヤホンを探すことができるようになっています。
左右分かれていると、線のわずらわしさはないですが、無くしてしまう心配があるのが難しい点でした。

また、声をかけられたとき、耳から外して手に持っていないといけません。
首掛け式は適当に外してもぶら下がっているだけで終わりですが、こちらはそうはいきません。
適当に置くと無くしてしまいそうなので、不安で手に持っていないといけません。
これが微妙にストレスでした。

なんとなく気になる点ばかりな気がするので、いい点も書いておくと
ノイズキャンセリングはすごいです。
これまでノイズキャンセリング付きのイヤホンを使ったことがなかったので特にそう思うだけかもしれませんが、
本当に周りの音が聞こえにくくなります。
自分の後ろを歩く人の足音や話し声などはほぼ聞こえなくなります。
電車のアナウンス等のちょっと大き目な音は若干聞こえるけど、意識しないと気にならない程度です。
これは素晴らしい機能です。
あとは、風が強い日にイヤホンをしているとする、ゴーという風の音がなりません。
意外と気になるのでこれはうれしい。

上記に関連して、外の音を聞くHear Through機能も素晴らしい。
カナル型のイヤホンをして外を歩いているときに、車の音が聞こえなくて危ないなぁと思っていたのが解消されました。
また、アナウンス等を聞きたいときに、わざわざイヤホンを外したり音楽を止めなくても聞くことができます。
この切り替えが本当に便利。

それ以外では、アプリからイコライザの設定や本体のファームウェアアップデートができます。
私はイコライザで音を調整することはないのでありがたみはありませんが、チューニングする人にはうれしいかもしれません。

個人的には、イヤホンのアップデートというのがうれしいです。
アップデート好きな自分には、うれしい機能。
また、更新されるということは、(そんなことはないと思いますが)例えばちょっとつながりにくいとか、変に音が止まる、とかいう不具合がある場合
ソフトウェアで修正できる範囲であれば修正される可能性があるということです。
また、今後の更新では、例えばこれまでできなかった操作が追加されるなど、より便利な機能が追加されることもあるかもしれません。
これは「かもしれない」レベルですが、将来性という点でありがたいですね。

 

総評

いろいろと使っててよかったところ、気になったところ書いてきました。
ざっくりまとめると、

  • 首掛け式3000円イヤホン
    • 良い  :電池の持ちがよくて、割と雑に扱っても大丈夫な安心感がある
    • 気になる:音がよくないのと、首にかけるということに違和感を覚える人もいそう
  • Elite 75t
    • 良い  :音がよく、ノイズキャンセリングと周りの音を聞くHear Through機能が便利
    • 気になる:連続再生時間が短く、充電器となるケースの持ち運びにちょっと工夫がいりそう

という感じでしょうか。
別にどちらかをべた褒めしたいわけではないので、こういう感じになりました。
完全ワイヤレスイヤホンという流行りのものを使ってみたい、という程度の人が実際に使ってみるとこういう感じだよ
ということが伝われば幸いです。

 

まとめ

今回は、人生初の完全ワイヤレスイヤホンを買ってみたのでいろいろ比較してみました。
誰かの参考になれば幸いです。

今回は、ここまで。

おわり

Posted by しきゆら