【日記】地震とその備えや思ったこと
先日の北海道胆振東部地震にて、全道的に停電が起きました。
私の住んでいるところも例に漏れず、1日以上停電が発生しました。
これまでの人生の中で、このような状況は初めてでした。
地震にて被害を受けて、感じたことや必要だと思ったものを記しておきます。
被害状況
私が住んでいるところは、震度5弱でした。
しかし、被害はそれほどひどくなく停電が起きた程度でした。
また、断水等は起きず、水・ガスが使える状態でした。
家の中も物が倒れる等の被害もなく、地震による精神的なストレス程度しかない状況でした。
停電中の様子
我が家は、地震発生後30分程度は電気が通っていたので地震の大きさや震源地の様子などはテレビにて把握することができていました。
しかし停電発生後、すぐ復旧するだろうと思い寝床に入りました。
その後、朝9時頃起床。
電気は復旧せず。
このへんでまずいな、と思い始めたわけです。
まず、我が家にはラジオがない。
ラジオを手に入れねば。
ということで買い物へ。
しかし、皆思うことは同じでお店は長蛇の列。
どうも、みなスマホの充電器と電池を買い求めているようでした。
これらは我が家には備蓄があったので問題なかったのですが、長蛇の列に並ぶのは体力の無駄。
ということで、買い物を諦めました。
ということで、まず1つ目の教訓。
- ラジオを常備しておこう
停電時、テレビが使えず、スマホの充電にも限りがあるため、情報を得る手段がスマホのみでした。
また、回線が細くなっていて繋がりにくい状態でした。
連絡を取るためにも必要なので、頻繁に使うことはできません。
ラジオは必須のものだと思いました。
電池式ではなく、電池と手回しで発電できるタイプが望ましいと思います。
今回は電池があったのでなんとかなりますが、そうとも限らないので。
ついかで、USB出力できるタイプだとより強いと思います。
続いて2つ目。
- モバイルバッテリーは充電しておこう
今回、昔買ったものが2つあり、どちらもほぼフル充電済みだったため、スマホの充電には困りませんでした。
まぁ、実家ぐらしなので親の分も考えるともう少し欲しいところですが、今回は底をつくことはありませんでした。
スマホ1台に付き1つあれば数日は持つと思いますが、そうも言っておけないので、少なくとも一家に1つはほしいところかと思います。
食料に関しては、非常食はありませんでしたが、カップ麺や冷凍食品等があり、なんとかなりました。
また、水道とガスが使えたので調理等は可能でした。
しかし、ガスが無いときつい状況でした。
ということで、教訓3つ目。
- カセットコンロとカセットボンベを常備しておこう
ガス・電気がなければ温かいものは食べられません。
ガスを確保しておくと、とりあえず冷凍食品を温めて食べたり調理ができます。
また、電気がないと夜は真っ暗です。
ろうそくを常備しておこう
よく言うやつですが、本当に真っ暗です。
明かりになるものを用意しておきましょう。
最後に、我が家はお湯をガスで沸かしています。
しかし、給湯器は電気で動くのでお風呂には入れません。
そこで、教訓5つ目。
- ウェットティッシュやボディシートがあるとよい
親いわく、「おしりふき」のようなものがいいらしいのですが真っ先に売り切れ。
それ以外では、おしぼりや汗ふきシートなどがあると、風呂に入れない期間もある程度乗り切れるのではないでしょうか。
電気復旧後
電気復旧後は、ほぼ普段どおりの生活です。
しかし、地震の影響で流通が死んでいるので物が入ってこない。
ここで、教訓6つ目。
- 購入するときは、最低限にしておこう
ただでさえものが少ない状態。
たくさん買い占めておきたくなる状況ですが、それはみんな同じ。
自分一人ではなく、他の人も同じことを考えているはずなので、一気にものを買い占めに走るのはやめたほうがいいと思います。
- 顔を見せよう
また、友人や親戚等、連絡を取り合っていてもやはり顔を見ないと安心できません。
早めに顔を見せることをおすすめします。
お互いに安心できます。
その他
- 情報共有時は、テキストで共有しよう
Twitterにて、情報を集めていると、震災時やこんな話を聞いた、として共有してくださる人がたくさんいました。
しかし、それらの殆どが写真やスクリーンショット等の画像として共有されていました。
今回のような状況では、回線が細くなり電話も繋がりにくい状況。
その中で画像を読み込むのは厳しいものがあります。
できればテキストに直して共有していただけるとありがたいなぁ、と思いました。
- 防寒具は常に取り出せる場所においておこう
今回は夏場の地震ということで、昼も夜もそこまで気温が下がりません。
しかし、これがもし冬場だったら死ぬしかありません。
新聞紙やダンボール、防寒具を常に手が届くところにあると安心です。
- 専用の備蓄をするのではなく、普段から多少のストックをしておこう
我が家では、普段から食料や缶詰等、やすければ買っておいておく、ということをやっています。
どのご家庭でもやっているかと思いますが、今回はこれが功を奏した感じです。
というのも、停電により冷凍食品が溶けかけたり、冷蔵庫のものが危ない感じになりかけているので
食事はこれらのものを先に食べました。
地震発生後1週間ほど立ちますが、それほど大きな買い物はしていません。
それでも、食べるものに関しては困るほどではありません。
専用の非常食や水を買っておいても、長いとはいえ期限があるので定期的に確認しなければいけません。
そのくらいであれば、普段から少しストックしておき、古くなる順に順繰り食べて補充する、という流れにしておけば
補充ができなくても当分の間(数日〜1週間ほど?)は食事に困ることはないのではないでしょうか。
さいごに
教訓をいかにまとめておきます。
- ラジオを常備しておこう
- モバイルバッテリーは充電しておこう
- カセットコンロとカセットボンベを常備しておこう
- ろうそくを常備しておこう
- ウェットティッシュやボディシートを用意する
- 顔を見せよう
- 情報共有時は、テキストで共有しよう
- 防寒具は常に取り出せる場所においておこう
- 専用の備蓄をするのではなく、普段から多少のストックをしておこう
誰のためというより、自分のためのメモでした。
ひとまず流通が正常に戻り、物が入ってくるようになったらラジオを買います。
おわり
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