【Raspberry Pi】OSのインストールから日本語化までを設定
こんにちは、しきゆらです。
前から気になっていたRaspberry Piを最近買いました。
5000円程度で簡易なLinux機が使えるのは嬉しいですね。
さて、たいていの人が面倒で放置してしまう初期設定です。
買って数週間、何度かデータが吹っ飛び、その度に再セットアップしたので
忘れないうちにメモしておきます。
合わせて、必要なコマンドもメモしておきます。
今回使うもの
必要なものと、実際に私が購入したものを書いておきます。
これから買う人のためになれば・・・。
- Raspberry Pi 3 Model B
- micro SDカード(4GB 〜)
- モニタ
- キーボード
- マウス
- HDMIケーブル
Raspberry Piには別途、5V/2.5A USB電源アダプターが必要となります。
スイッチ付きのものが便利かと思います。
例えば、こちらなど。
OSのインストール
SDカードがRaspberry Piのストレージとなります。
まずは、これにOSをインストールする必要があります。
OSにはいくつか種類があり、なんとWindows10(から機能を減らしたバージョン)も動くようです。
OSのダウンロードは以下から
今回は「Raspbian」をインストールします。
こいつをダウンロードします。(約1.8GBほどあります)
その間に、SDカードのフォーマットを行いましょう。
(しなくても良さそうですが、念のため)
SDカードをFAT形式にフォーマットします。
Macなら、「ディスクユーティリティ」からいけます。
Windowsなら、SDカードを右クリック => フォーマットを選び、FAT32でフォーマットすればいいでしょう。(未検証)
DLが完了した後、zipファイルを展開します。
(ファイル名は、バージョン等により異なると思います)
Macの場合は、ターミナルからSDカードにインストールできます。
# zipの解凍から、OSを書き込むまで # zipの解凍(2017/09/05現在) unzip 2017-08-16-raspbian-stretch.zip # SDカードの番号を確認 diskutil list #=> 多分disk2 # 一旦SDカードをunmount sudo diskutil unmountDisk /dev/disk2 # SDカードに書き込み sudo dd bs=1m if=2017-08-16-raspbian-stretch.img of=/dev/rdisk2
※ ddコマンドは、control + tで進捗を確認できます。
最後のコマンドが終われば、インストールは完了です。
Raspberry Piへ差し込み、電源を入れましょう。
起動後の設定・日本語化
勝手にデスクトップが表示されるはずです。
(うまくいかない場合は、何度か電源を入れ直してみてください。それでもダメなら、OSの入れ直しですかね。)
この段階では、日本語化されていません。
画面左上にあるアイコンをクリックし、「Preferences」 => 「Raspberry Pi Configuration」をクリック。
「localization」タブを開きます。
「Locale」をクリックし、「Language」を「ja」、「Country」を「JP」、「Charactor Set」を「UTF-8」に変更。
「Timezone」をクリックし、「Area」を「Asia」、「Location」を「Tokyo」に変更。
再起動すれば、設定が有効になっているはずです。
日本語入力
ここまでで、表示が日本語になっているはず。
でも、日本語入力ができません。
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade sudo apt-get dist-upgrade # 日本語入力のためのもの sudo apt-get install -y ibus-mozc
インストールが完了したら、画面左上のアイコンをクリックし「設定」 => 「ibusの設定」をクリック。
「入力メソッド」タブを開き、「日本語 – Mozc」以外のものを削除します。
これで、日本語入力ができるようになっているはずです。
ターミナルやブラウザに日本語が打てるか確認しましょう。
あとは、SSHなどを設定すればモニタやキーボードなどが必要なくなります。
PCさえあれば、SSHで接続してそこからリモートで操作できるようになります。
その他、いつも通りRubyのコンパイルとかをします。
それらは次回。
今回はここまで。
おわり
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