【WSL】Ubuntuのdo-release-upgradeが失敗するので実行できるようにする
こんにちは、しきゆらです。
今回は、WSL2上で動いているUbuntu自体のアップデートをしようとして詰まったのでメモしておきます。
Ubuntuは半年に1回大きめのアップデートが入ります。
こいつをインストールするためのコマンドがdo-release-upgrade
です。
このdo-release-upgrade
さん、WSL環境で実行しようとすると、最初のパッケージのリストを取得した後に失敗します。
何度やっても落ちるので、もしやと思いsystemd
のPIDを1にした状態で実行するとうまくいったのでその時のメモです。
そして、genie
の実行手順が以前と変わっていたのでまた別にメモしておきます。
【WSL2】Ubuntu 20.04でPID1をsystemdにする 2021年7月版
genie -s
などでsystemctl
が使える状態にしたうえでsudo do-release-upgrade
を実行するだけ。
なお、設定によってLTSのみ/最新まで追いつく、など挙動が変わります。
設定ファイルは/etc/update-manager/release-upgrades
にあり、設定方法や挙動もコメントで記載されているので変更しておきます。
あとは、画面に従って進めていくだけ。
実行後にlsb_release -a
でバージョンを確認して上がっていれば完了です。
動きを見ていると、パッケージのリストを取得した後にsnapd
などを動かそうとしてうまくいかずに落ちているようでした。genie
を動かしておくと、ここで落ちずにきちんと流れていきました。
一安心。
私の手元では、20.04から複数回実行して21.10まで上がりました。
最新はなんとなく良い気持ち。
ということで、今回はWSL2上で動いているUbuntu自体のアップデートで詰まったので解消方法をメモしました。
意外と記事が出てこず、いろいろやっているうちにもしやと思い動かすとうまくいったよ、というしょうもない内容でした。
今回は、ここまで。
おしまい
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