【Raspberry Pi】Fedora27をインストールする – Raspiのダッシュボード計画(1)
こんにちは、しきゆらです。
Raspberry Piネタは、これまでずっとインストールする系のものばかりですが、今回もそれです。
これまで、Raspbian => CentOS7 とインストールしてきました。
前回のCentOSでは、GUIは不要ということでEmacsをコンパイルしたりしましたが
やはりGUIが欲しい。
というか、自分用のサイネージとして利用しようと思った次第です。
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ということでGUI付きでインストールしてみます。
これまでと同じものをインストールしても面白くないということで
Raspberry Piでも動くというFedoraを入れてみました。
詳しくは、続きからどうぞ。
準備
今回使うものは以下のもの。
- Fedoraが動く環境
- 今回はWindows上に仮想環境を作りました
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- Raspberry Pi 3
- ARM向けのFedoraイメージ
- ここからダウンロードできます
- 今回は、Xfce版(直DLリンク)を利用します
SDカードは以前と同じ16GBのものを利用しました。
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インストール手順
まずは、仮想環境のFedoraでARM版のXfceデスクトップイメージをDLします。
その間に、VirtualBoxでSDカードを利用できる用準備しましょう。
VirtualBoxからSDカードを読み込めるようにする
まずは、VirtualBoxをインストールしているOS(ホスト)側にVirtualBox Extension PackをDLします。
DLの後、VirtualBoxの環境設定の「拡張機能」からインストールします。
右側にある+ボタンから、先程DLしたVirtualBox Extension Packを選択するとインストールできます。
画像は、インストール後の様子。
SDカードにイメージを書き込む
VirtualBoxのFedoraで、fedora-arm-installerをインストールします。
これは、SDカードにイメージを書き込むためのパッケージです。
dnf install -y fedora-arm-intaller
必要ならば、sudoをつけて実行してください。
インストール後、Fedora上でSDカードがどのパスにマウントされているかを確認します。
df
私の場合は、「/dev/mmcblk0」でした。
では、書き込んでいきます。
sudo fedora-arm-installer --image=/path/to/image --target=rpi3 --media=/path/to/SD_card --norootpath --resizefs
それぞれのオプションの意味は以下の通り。
- –image=/path/to/image : ダウンロードしたARM版のパス
- –target=rpi3 : インストールするRaspberry Piのバージョン(?)を指定。Raspberry Pi 2の場合は「rpi2」とする
- –media=/path/to/SD_card : 書き込むSDカードのパス
- –norootpath : デフォルトのRootパスワードを削除する
- –resizefs : インストールしたFedoraの「/」に当たる容量をSDカードのサイズいっぱいになるように広げる
- これをしないと、全体として2GB程度しか利用できないので必須
これでブートのための準備は完了。
後は、実際にRaspberry Piに挿して起動しましょう。
最初の設定等
GUIなので、画面に従って行っていけばOK。
といっても、タイムゾーンやRootのパスワード、ユーザの作成程度ですね。
まとめ
基本的には、これで終わり。
あとは煮るなり焼くなり好きにしていきます。
今後は、ここにSinatraなどを使って自分用のサイネージというかダッシュボードを作っていこうと思っています。
Raspberry Pi用のモニタも購入し、後は作るだけです。
早めに作っていこうと思います。
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今回はここまで。
おわり