【Mac】TerminalをUbuntuのそれっぽくする
こんにちは、しきゆらです。
9月の中頃から10月の頭にかけて、学会とインターンシップ参加、さらに学会と
なんだか忙しい日々を過ごしていました。
いくつか、メモしておきたいことは溜まっているのでそれを放出していきます。
まずは、タイトル通りTerminalの設定をいじって見たお話を。
MacやLinuxではよく使うTerminal。
これの見た目を自分好みに変えることができることを最近知りました。
例えば、
$ cd hoge
とかの「$」の前にはユーザ名とかが書かれていると思います。
ここの文言や表示する色などを変更することができるようです。
方法に関しては、以下のサイトを参考にしました。
【mac】ターミナルのプロンプトの変更 – Qiita
「.bashrc」に対して以下のように書けばいいようです。
# 上記サイトより export PS1='\h:\W \u\$ '
設定の内容等も、上記サイトに書かれています。
設定項目:
\h ホスト名(最初の.まで)
\H ホスト名
\W ディレクトリ
\w ディレクトリ(フルパス)
\u ユーザ名
\t 時間色の設定:
黒 \[\e[0;30m\]色をつけたい部分\[\e[0;0m\] 赤 \[\e[0;31m\]色をつけたい部分\[\e[0;0m\] 緑 \[\e[0;32m\]色をつけたい部分\[\e[0;0m\] 黄 \[\e[0;33m\]色をつけたい部分\[\e[0;0m\] 青 \[\e[0;34m\]色をつけたい部分\[\e[0;0m\] 紫 \[\e[0;35m\]色をつけたい部分\[\e[0;0m\] 水 \[\e[0;36m\]色をつけたい部分\[\e[0;0m\] 白 \[\e[0;37m\]色をつけたい部分\[\e[0;0m\]
これにより、「$」の前部分を自分好みに変えることができます。
例えば、顔文字を入れたりもできますよ。
さて、これらの情報をもとにUbuntuっぽいTerminalを作っていきましょう。
まずは、プロンプトの文言は以下のような感じ。
PS1="\[\e[0;32m\]\u\[\e[0;0m\]:\[\e[0;34m\]\W\[\e[0;0m\]$ "
本当であれば「ユーザ名@PC名」となりますが、長くなるのでユーザ名までしか記載していません。
充実に再現する場合は「\u」のあとに「@\h」とするといいかもしれません。
最後に、背景色です。
これに関してはブログで紹介してくれている方が。
Default background color of Terminal in Ubuntu – Code Yarns
https://codeyarns.com/2013/01/21/default-background-color-of-terminal-in-ubuntu/
このサイトによると、UbuntuのTermilan背景色は「RGB = (48, 10, 36)」だそうです。
これをTerminalの環境設定から指定してあげます。
Terminalの「環境設定」=> 「プロパティ」タブの中に複数のテンプレがあるので、そのどれかをいじるか、
新しく追加しましょう。
私は新規追加しました。
(新規追加は、左側のリストの下にある「+」ボタンを押すだけ)
適当な名前をつけて、「背景色」を上記のRGB値にします。
そして、作成したプロファイルをダブルクリックすれば、作成した設定でTerminalが開きます。
紫っぽい背景色、緑色の文字。
Ubuntuっぽい。
個人的にはUbuntuの背景色が好きで、このためだけにUbuntuをインストールするくらいです。
最近はもっぱらMacしか使いませんが、心の隅っこくらいにはUbuntuのTerminalのことを覚えておいてあげましょう。
さらに追加で、「ls」コマンドを実行したとき、UbuntuのTerminalは以下のような感じで、
ファイルとディレクトリを色分けしてくれました。
これを再現するのはかんたん。
プロンプトの設定をした「.bashrc」に以下を追加すればOK。
alias ls='ls -G'
単純に、lsコマンドのオプションを付けるようにするだけ。
これで、上記の画像のようにディレクトリを色分けしてくれます。
今回はここまで。
需要はないと思いますが、Ubuntu好きな方はTerminalの色をUbuntuっぽくしてみてはいかがでしょうか。
おわり