【比較】Pixel 11 Pro Fold vs 10 Pro Fold – 実機検証と「買い換え基準」ガイド
こんにちは、しきゆらです。
今回は、タイトル通りPixel 11 Pro Foldを購入したので、変更点やベンチマーク、ファーストインプレッションから購入すべきかどうかの判断基準をまとめます。
Google Pixel 11 Pro Fold / Pixel 10 Pro Fold スペック比較表
まずは、Pixel 11 Pro Foldの基本スペックから確認していきます。
前モデルとの比較しやすいよう表にまとめました。
| 項目 | Google Pixel 11 Pro Fold | Google Pixel 10 Pro Fold | 主な変化・差分 |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2026年8月20日 | 2025年10月9日 | 発売サイクルが8月に前倒し |
| SoC (チップ) | Google Tensor G6 + Titan M3 | Google Tensor G5 + Titan M2 | 1世代刷新・処理効率とAI性能が向上 |
| メモリ / ストレージ | 16GB / 256GB・512GB | 16GB / 256GB・512GB | 容量構成は共通 |
| サイズ (折りたたみ時) | 高さ155.2 × 幅76.0 × 厚さ10.1 mm | 高さ155.2 × 幅76.3 × 厚さ10.8 mm | 幅0.3mm、厚さ0.7mmスリム化 |
| サイズ (展開時) | 高さ155.2 × 幅150.4 × 厚さ5.0 mm | 高さ155.2 × 幅150.4 × 厚さ5.2 mm | 展開時の厚さが0.2mm薄型化 |
| 重量 | 約 239 g | 約 258 g | 19gの大幅な軽量化(約7.4%減) |
| 外側ディスプレイ | 6.5インチ Actua (OLED) 1,080 × 2,342 (399 ppi) リフレッシュレート 1〜120Hz | 6.4インチ Actua (OLED) 1,080 × 2,364 (408 ppi) リフレッシュレート 60〜120Hz | 狭額縁化で0.1インチ拡大 (精細度は408ppi→399ppiへ微減) |
| 内側ディスプレイ | 8.0インチ Super Actua Flex (OLED) 2,076 × 2,152 (372 ppi) リフレッシュレート 1〜120Hz | 8.0インチ Super Actua Flex (OLED) 2,076 × 2,152 (373 ppi) リフレッシュレート 1〜120Hz | サイズ・解像度はほぼ共通 新ヒンジで折り目がより目立ちにくく改善 |
| 画面輝度 (内外共通) | 最大 2,000 nit (HDR) / ピーク 3,600 nit | 外:2,000 nit / ピーク 3,000 nit 内:1,800 nit / ピーク 3,000 nit | ピーク輝度が20%向上(+600 nit) |
| メインカメラ (広角) | 約4,800万画素 (1/1.56インチ・画角85°) | 約4,800万画素 (1/2インチ・画角82°) | センサー大型化(光取り込み量約56%増) |
| 超広角 / 望遠カメラ | 超広角:約1,050万画素 望遠:約1,080万画素(光学5倍 / 超解像30倍) | 超広角:約1,050万画素 望遠:約1,080万画素(光学5倍 / 超解像20倍) | 望遠の光感度が向上、超解像ズームが最大30倍に拡大 |
| フロント / インカメラ | 外側:約1,000万画素 / 内側:約1,000万画素 | 外側:約1,000万画素 / 内側:約1,000万画素 | 画素数は共通 |
| バッテリー容量 | 4,806 mAh | 5,015 mAh | 209 mAh減少(約4.2%減) |
| 充電仕様 | 有線:最大30W ワイヤレス:最大25W (Qi2.2) | 有線:最大30W ワイヤレス:最大15W (Qi2) | ワイヤレス充電が15W→25Wへ約1.7倍高速化 |
| 防塵・防水 / 通信 | IP68 / Wi-Fi 7 / Bluetooth 6.0 / FeliCa | IP68 / Wi-Fi 7 / Bluetooth 6.0 / FeliCa | 最高水準の防塵防水・通信規格を維持 |
| カラー | Obsidian / Olive | Moonstone / Jade | 定番のObsidianが復活し落ち着いた色味に |
| Googleストア発売時価格 | 256GB: 279,900円 512GB: 299,900円 | 256GB: 267,500円 512GB: 287,500円 | 両容量とも12,400円の価格上昇 |
もう少し細かくみていきます。
SoCがTensor G6に変更
Pixel 11シリーズではSoCがTensor G6に変更されています。
以下ブログによると、前モデルよりも50%処理速度が向上しているとのこと。
これにより、スマホ上でのリアルタイム翻訳や超高解像ズームなどがよりスムーズに動作するようになっているようです。
Google Pixel 史上最もパワフルなチップ Google Tensor G6 は、前世代の Google Tensor G5 と比べて処理性能が 50% 向上し、スマホの動作がさらに高速になりました
さらに、以下ではブラウジングも高速化しているとのことです。
ブラウジングは 25% 高速化し、省電力性は最大 20% 向上しました
ということで、簡易的にSpeedmater 3.1とJetStream 3をベンチマークとして実行してみました。
Speedmater 3.1は主にWebページのレンダリングやWebアプリケーションのパフォーマンスを測定しています。
これは普段のブラウザ操作や画面描画など瞬発力を計測しており、普段ブラウザを使っている時の、言うなればキビキビ感を計測しています。
対して、JetStream 3は主にブラウザベースのゲームやGoogle スプレッドシートなど裏側で大きなデータを速く処理する持久力を計測しています。
これは、重いWebアプリや計算処理の馬力を計測しており、言うなればWeb上の高負荷・高出力にどれだけ強いかを計測しています。
結果は以下の通りです。
参考値になるかわかりませんが、M4 MaxのMacbook Pro上のChromeで計測した結果も載せておきます。
| 検証項目 | Pixel 11 Pro Fold (Tensor G6) | Pixel 10 Pro Fold (Tensor G5) | MBP 14(M4 Max) / 参考値 |
|---|---|---|---|
| Speedometer 3.1 | 27.8 pts | 23.7 pts | 60.1 pts |
| JetStream 3 | 219.65 | 58.71 | 430.61 |
Tensor G5は前モデルと比較すると、Speedmeter 3.1の結果では+17%程度の向上、JetStream 3の結果ではなんと+274%の向上となりました。
おそらく、GoogleがアナウンスしているブラウジングについてはSpeedmater 3.1の方を指していると思われるので、25%というのも少し盛っている気もしますが妥当なところかと思います。
さらに、高負荷処理は大幅にスコアが伸びていました。
これはチップの変更や、表には記載していませんがメモリ帯域が広がったこと、排熱がより効率的になり性能が落ちなかったことなどが要因かと思われます。
この結果から、ブラウザやニュースサイトを見るような軽い動作はもちろん、高負荷な場面でも安定して動作してくれそうな印象です。
サイズが少し小さくなった
表にて太字にしていますが、Pixel 11 Pro Foldは前モデルと比較して幅0.3mm、厚さ0.7mmスリム化しています。
さらに、19g(約7.4%)の大幅な軽量化がされています。
どうしても折りたたみスマホスマホは重くなりがちです。
電車やちょっとしたタイミングでスマホを持つときに手首にずっしりと重さを感じますが、Pixel 11 Pro Foldはスリムになり、さらに軽量化されているので、手に持った時の感覚がだいぶ軽く思えそうです。
NFC 位置が外側ディスプレイ右上に変更
地味な変更点ですが、NFC位置が変更されています。
前モデルのPixel 10 Pro Foldでは、カメラの出っ張っている部分にありました。
今回のPixel 11 Pro Foldでは、外側モニタの右上部分になりました。
NFC位置を公式のハードウェア図の画像にマークすると以下の通り。
普段は折り畳んだ状態で使うと思うのですが、その時はメイン画面側にNFC位置がくることになります。
マイナンバーカードやモバイルSuicaでの支払い等でどのように影響があるのか気になるところです。
バッテリー容量が微減
前モデルのPixel 10 Pro XLのバッテリー容量は5,015 mAhでしたが、Pixel 11 Pro Foldでは4,806 mAhに減少しています。
単純に比較すると約4.2%の減少ですが、SoCの変更により電力効率が向上しているため重量を軽くする方に振ったのかもしれません。
なお、公式で謳われている駆動時間は、Pixel 11 Pro Foldでは24時間以上という表記になっています。
前モデルでは30時間以上と記載されているページと、24時間以上と記載されているページがありました。
参考:
- https://store.google.com/jp/magazine/compare_pixel?hl=ja&toggler0=Google+Pixel+11+Pro+Fold&toggler1=Google+Pixel+10+Pro+Fold&toggler2=Google+Pixel+9+Pro+Fold
- https://support.google.com/pixelphone/answer/7158570?hl=ja&sjid=14632771506653005571-NC#zippy=%2Cgoogle-pixel-pro-fold
というわけで、手元の端末を使って稼働時間を計測してみました。
内側ディスプレイの輝度を最高にし、バッテリーセーバーはOFFの状態でバッテリーが切れるまでYouTube動画を再生し続けてみました。
Pixel 11 Pro Foldの購入時点と、前モデルのPixel 10 Pro Foldの1年程度利用した時点での結果の他、過去に計測したPixel 10 Pro Fold購入時の記録も合わせて比較してみました。
結果としては以下の通り。
| 機種名 | Pixel 11 Pro Fold | Pixel 10 Pro Fold | Pixel 10 Pro Fold (購入時) |
|---|---|---|---|
| 稼働時間 | 16時間39分 | 14時間5分 | 16時間22分 |
計測した結果、Pixel 11 Pro Foldの方が稼働時間は多少長く稼働しました。
バッテリー容量が4%程度減少しても、稼働時間は大きく短くなっているわけではなさそうです。
前モデルのPixel 10 Pro Fold同士で比較してみると、1年程度利用した時点での駆動時間は2時間程度短くなってます。
なお、バッテリーヘルスで確認すると97%と表示されていました。
上記の結果は、あくまで手元の端末で計測した結果になります。
また、YouTube動画は極力同じものを再生するようにしましたが、YouTube Premium未加入のため広告動画が入るタイミングが異なるので、完全に同じタイミングに同じものを表示しているわけではありません。
合わせて、最大画面輝度も異なっています。
端末ごとの個体差の可能性もありますので、参考程度まで。
超解像ズームが最大 30 倍に向上
ここまでズームして撮影する場面があるのか分かりませんが、超解像ズームが最大30倍に向上しました。
ということで、どう変化したのか比較してみます。
左側がPixel 11 Pro Fold、右側がPixel 10 Pro Foldの写真です。
1倍、2倍、5倍、20倍 / 30倍と並べていきます。
まずは1倍。
2倍。
5倍。
Pixel 11 Pro Foldの30倍、Pixel 10 Pro Foldの20倍。
画像を比較すると、Pixel 10 Pro Foldの方が色合いは綺麗に見えます。
Pixel 11 Pro Foldの画像は、若干黄色よりなのかくすんでいるように見えます。
両端末ともカメラに保護フィルムをつけていること、フィルムはメーカーが異なっていることも見え方の違いに影響している可能性はあります。
ここまで、簡易的にPixel 11 Pro Foldの情報をまとめました。
次からは開封の儀です。
開封の儀
今回はOliveの256GBモデルを購入しました。
外箱からみていきます。
外箱
箱は、いつも通り本体写真がプリントされています。
カバーを外すと、開いた状態の本体の線画が描かれています。
中はいつものGoogleロゴ入りフィルムに包まれた本体が入っています。
付属品はいつもの通り、説明書やSIMピンとUSB-Cケーブルなので割愛です。
本体
フィルムを外すと本体が出てきます。
本体はこちら。
カメラ部分の圧が強くなった印象です。
・・・そして、反射している撮影中の手にフォーカスが当たってますね。
内側のディスプレイはこちら。
見た目はあまり変わりません。
画面中央のヒンジ部分はびっくりするぐらい折り目がわかりません。
前モデルとの比較
並び順は、右側が今回購入したPixel 11 Pro Fold、左側がPixel 10 Pro Foldです。
背面
背面の差分としては、カメラ部分のデザインです。
カメラ部分は余白がほぼなくなり、ガラス部分のみになっています。
フラッシュライトもガラス部分に設置されています。
外画面
続いて外側の画面です。
スペック上は少しPixel 11 Pro Fold(右)のディスプレイサイズが大きくなっていますが、見た目は大きく変化していません。
上側
Pixel 10 Pro Fold(左)にあるSIMトレイがPixel 11 Pro Fold(右)ではなくなっています。
こう見るとカメラの出っ張りがかなり大きくなってます。
コネクタ部分
Pixel 11 Pro Fold(右)の方は、SIMトレイがコネクタ側に移動してます。
過去記事を見ると、2世代前のモデルであるPixel 9 Pro Foldの配置に戻ってる感じです。
そして、見直すとPixel 9 Pro Foldと同じ色を買っていることに気づきました。
Pixel 10 Pro Fold とPixel 9 Pro Foldの比較記事は以下から。
https://shikiyura.com/2025/10/pixel10profold_review/
カメラ部分のみ比較
カメラ部分の出っ張りが気になったので、比べて見ます。
Pixel 11 Pro Fold(右)はやはり前モデルよりカメラの出っ張りが大きくなっています。
カメラ自体も若干大きくなっているようです。
画像下に写っている通り、電源・音量ボタンの配置に変更はありません。
というわけで、外観の比較でした。
購入動機や周辺装備について
購入動機
Pixel Watch 5の購入・レビューの記事で「今年は、スマートフォンのPixelシリーズは見送り予定」と記載していました。
実際、購入するつもりは全くありませんでした。
Pixel 10 Pro Foldで困っていないのと、単純に端末代が高いからです。
ただ、この手のデバイスや機器を調べたり買ったりしていると、色々と情報が入ってきます。
その中で、旧デバイスの下取り価格が上がった旨の記事が流れてきました。
この時、手元にはPixel 9 Pro XLとPixel 10 Pro Foldの2台がありました。
Pixel 9 Pro XLは寝るときにSNSやYouTubeを見たり、アラームを使うだけのお家利用専用機として使っているものでした。
性能的に不満もなくバッテリーの持ちも悪くないので、デバイスがヘタるまで持ち続けようと思っていました。
そんな中で旧デバイスの下取り価格が上がったという記事を見たので、何気なくPixel 11 Pro Fold購入時のPixel 9 Pro XLの下取り価格を確認してみました。
・・・最大¥117,000。
恐らく、これ以上Pixel 9 Pro XLの下取り価格が高いタイミングはもうないだろうと思い、下取りに出してPixel 11 Pro Foldを購入することにしました。
Pixel 9 Pro XLはGoogle Storeから発売日に¥177,900で購入しており、購入時に¥50,100分のストアポイントをもらっています。
今回の下取りで¥117,000もらったので、実質¥10,800で購入した形になります。
実質ほぼタダで2年間デバイスを使えたので、損はしていないかな、と思っています。
・・・こういう考え方をしているので毎年買い換える感じになってます。よくない。
周辺装備
スマホを買い換えると、ケースやフィルムなども買い替えとなるのが辛いところです。
今回購入したのは以下のものです。
スマホケース
今回もLOOFさんのケースを購入しました。
前モデルと同じシリーズ・色のケースを買いたかったのですがQi2・MagSagfeには非対応だったのと、外側画面のケースがすぐ割れるのでアラミド繊維のケースにしました。
・・・PixelSnapという名前はいつ浸透するんでしょうか。
ケースをつけるとこんな感じ。
黒一色になり、落ち着いた見た目になります。
触ると若干ひんやりするのとケース自体が薄いので、触れた感じはケースなしの状態に近い印象です。
出っ張っているカメラ部分もきちんと覆い隠してくれてます。
このまま机に置いてもカメラが傷付かないと思いますが、私は念の為フィルムをつけました。
画面保護フィルム
外側ディスプレイは、Spigenのガラスフィルムを購入しました。
フィルムを簡単に貼り付けられるキットが気になったので購入しました。
実際、簡単に貼り付けられて画面のど真ん中にまっすぐ貼ることができたので満足です。
内側ディスプレイは、PDA工房の「Flexible Shield【曲楽Matte】反射低減」 を購入しました。
前モデルからこのシリーズのフィルムを買っているので、何も考えずに購入。
前モデルに貼り付けたフィルムは反射提言のために光を乱反射させている影響か白色がRGBのドットがチラついて見ずらい印象でした。
しかし、今回購入したフィルムはRGBのドットがちらつくこともなく綺麗に画面が見えるのでとても満足しています。
同じシリーズのはずですが、商品ページを比較して見たところ旧モデルのフィルムにあった「表示画面との相性によっては若干滲んだように感じる場合があります」という注意書きがありました。
今回買った商品にはついていなかったので、改善されたモデルなのかもしれません。
カメラ保護フィルム
カメラ保護フィルムもPDA工房の高硬度フィルムを購入しました。
Spigenの簡単貼り付けキット付きガラスフィルムと迷ったのですが、価格が若干高かったためPDA工房の高高度フィルムを選択しました。
前モデルからカメラサイズが大きくなっているので、貼りやすくて助かりました。
ファーストインプレッション
ここからは1週間程度利用したファーストインプレッションをまとめます。
良かったところ
軽量化・小型化により持ちやすさが向上した
スペック上は数ミリ程度の小型化ですが、持ってみると前モデルよりも手にフィットして持ちやすくなった印象があります。
ケース自体もこれまで使っていたものより薄いので、体感はかなり薄くなってる感じがしました。
さらに19gの軽量化により、持っただけで「あ、軽くなったな」というのがダイレクトに伝わってきます。
長時間片手で操作しても、前モデルより手首にかかる負担が軽そうです。
サイズも小さくなっているので、より強く感じるのかなと思います。
19gて具体的にどのくらいかな、と思って調べてみました。
以下のサイトによると、おおよそマックナゲット1つ分・ペン2本分程度とのこと。
さらに、Apple Pencil Proが仕様だと19.15gなので、ほぼ同じくらいの重さのようです。
そのほか、MagSafeのスマホリングやスマホケースも20g前後のようです。
前モデルからケースを外したときに感じる「軽くなったな」という感覚分、軽くなっています。
さらに、Pixel 11 Pro Foldの重量(239g)に注目すると、通常のストレート型スマホである『Pixel 9 Pro XL(221g)に薄型ケースを着けた状態』とほぼ同じ重さです。
Pixel 8 までのProモデルや前述のPixel 9 Pro XLの重さが大体210 ~ 221gなのでこれらとケース分合わせるとPixel 11 Pro Foldとほぼ同じ重さになる感じです。
このインパクト、伝わるでしょうか。
微妙だったところ
機能的な大きな変化は見られない
前モデルからサイズが小型・軽量化したりカメラ性能が向上したり、SoCが変更されたりと確実に進化はしていますが、新機能として目新しいものはあまりない印象でした。
結局、色々機能が追加されたとしても使うのは電話・ブラウザ・メール程度なので普段の生活の中で新機能が活かせるか、といえば疑問ではありますが、やはり目玉となる目新しさがないと買い換えるきっかけにはなりにくいのかなと思います。
個人的には、他モデルと同じく画面内指紋認証が欲しいと思っていますが、サイズ的に難しいのでしょうか。
NFC位置が反応しにくい
前モデルでは、カメラあたりの位置に配置されていたので、マイナンバーカードの読み込み時や改札を通るときなど、普段使う向きのままかざすことで反応してくれていました。
スマホの先端から若干内側にあるので、当て方によっては反応しない場面がありましたが、持ち帰る必要はないので特に不便は感じませんでした。
一方で、前述の通りPixel 11 Pro FoldではNFC位置が外側ディスプレイの右上部分に変更されました。
一見すると、スマホの先端近くに移動しているのと、右側にあるので反応しやすくなるように感じます。
実際、マイナンバーカードやタッチ決済対応のカードなどをスマホにかざす場合は、外側ディスプレイにタッチすれば良いので前モデルより自然な形で使えます。
しかし、外側ディスプレイ側にあるためか、前モデルより反応が悪くなった印象です。
例えば、自販機での支払い時です。
これまでと同じかざし方で反応せず、外側ディスプレイを自販機のセンサ部分に向けるという、不自然な形でかざすと反応しました。
このように、普段持つ向きから裏返して使わなければいけない場面が時々発生するわけです。
この違和感は結構ストレスでした。
今の所改札で詰まったことはないのが救いですが、ラッシュの時間帯に詰まったらと思うとゾッとします。
おそらく、カメラ側をかざすのではなく、スマホの上部を近づければ反応するのだと思います。
ですが、前モデルからNFCやFelicaを使うときはカメラ側をかざすように使っていたので、どうしても違和感を覚えます。
ここに関連して、初代Pixel Foldと同じく、他のモデルと同様にカメラをバー型にして、そのバーにNFCのアンテナを設置してくれれば良いのに、と思いました。
同じPixelシリーズなのにFoldモデルはカメラのデザインが違うのもモヤっとしているので、カメラのデザインをそろえつつ本体側にNFCが配置されないかな、と妄想してます。
Pixel 11 Pro Foldを購入すべきか
Pixel 10 Pro Foldを利用している場合: 購入見送り推奨
前モデルを使っていて、現時点で不満を持っていないのであれば場合は購入を見送るべきかと思います。
価格が高い端末であること、買い換えたとしても目新しい新機能機能がないこと、バッテリー容量が前モデルより微減していることなどなど、見送るべき点が多くあるのが理由です。
一方で、Pixel 11 Pro Foldは前モデルよりも小型化・軽量化されているため、重さについて不満がある場合は買い替えを検討しても良いと思います。
店頭に展示されていれば、触ってサイズ・重さを確認して見てください。
数ミリ・数gの差ですが、手に持つと結構違うな、と感じるはずです。
Pixel シリーズを利用していて折りたたみスマホが気になっている場合: 検討すべき
一般的な形状のモデルを使っていて、折りたたみスマホが気になっている場合は購入を前向きに検討すべきだと思います。
価格は高いですが、購入して損はしないと思います。
折りたたみスマホが気になっているなら、利用の前提としてスマホの機種変更を想定していると思うので、スマホ+αの使い方ができるのが大きなメリットです。
ちょっと大きい画面でゲームをしたい、電子書籍や新聞等を拡大せずに読みたい、などちょっとした不満を解消できる可能性が大きいです。
レビュー記事や動画がたくさんあるので、色々なレビューを見比べながらぜひ購入の検討をしてください。
価格は高いですが、購入する価値は十分にあると思います。
なお、折りたたみスマホと言ってもPixel 11 Pro Foldのような横折りタイプ(Fold型)と縦織りタイプ(Flip型)の2タイプがあります。
縦折りタイプが気になっている場合は、当然ながら横折りタイプのPixel 11 Pro Foldは対象外なので別メーカーのものを検討してください。
タブレットを持ち歩いている場合: 用途により検討候補になりうる
もしスマホとは別で大きな画面が必要でタブレット端末を持ち歩いている方は、端末が1台にまとめられるので荷物が減ります。
実際、私は読書用にiPadを持ち歩いていましたが、折りたたみスマホを買ってからは持ち歩くのをやめました。
PCとスマホの中間サイズとしてタブレットを持ち歩いている方は、荷物を一つ減らして身軽にできるのは大きな利点だと思っています。
読書や資料の確認など大きな画面で確認したいがスマホの画面だと小さい、というような方は、ぜひ折りたたみスマホへの移行を検討してください。
一方で、ノートPCより小型で持ち運びやすく、スマホより処理性能が高いデバイスとしてタブレット端末を選んでいる場合は、その立ち位置を折りたたみスマホでは置き換えできないと思っています。
ちょっとしたブログ記事の作成などの軽作業では問題なく役割を発揮してくれます。
しかし、動画編集や絵を描くなどクリエイティブ作業は画面サイズやアプリ操作的に難しいです。
また、タブレットをPCのサブディスプレイとして使っている場合も、代替は難しいです。
せいぜい、SNSを見る専用のミニモニタとして利用できるかもしれない、という程度でしょう。
長々と書きましたが、タブレットを持ち歩く用途によっては検討の余地は十分あると思います。
用途を整理しつつ、もし選択肢に入るようであればぜひPixel 11 Pro Foldを候補に入れてください。
ガジェット・新しいもの好きな場合: 購入済み or 購入推奨
私です。
前述の通り、当初は購入しないつもりでしたが結局買ってました。
最新チップによる性能向上、小型化・軽量化による使用感の変化が気になるなど、新しいものやこの手のガジェットが好きな方は、おそらく既に購入しているはずです。
使った印象としてはどうでしたか?
コメントで教えていただけると嬉しいです。
もしまだ購入していないならば、購入しましょう。
記載時点(2026/11/01)では、ブラックフライデーのようなセール時期も近いので、少しでも安く買えるタイミングがあれば購入しましょう。
購入すべき人のまとめ
色々書きましたが、簡単に表にまとめて見ます。
| 対象者 | 購入すべきか | 理由 |
|---|---|---|
| 現行モデル(Pixel 10 Pro Fold)に不満がない人 | 購入を見送るべき | 不満がなければ、あえて買い替える理由はない。 |
| 今のPixelシリーズを使っていて 「折りたたみスマホ」を検討中の人 | 推奨 | スマホ+αの使い方ができる点、画面サイズの不満を解消できる可能性が高い。 |
| タブレットを持ち歩いている人 | 用途により検討 | ・荷物を減らしたい / 読書用途: 購入の検討をすべき ・クリエイティブ作業: サイズ / 性能不足か |
| ガジェット好き・新しいもの好きな人 | 未購入なら購入推奨 | なぜ購入していないのですか? セールのタイミングを見計らって買いましょう。 |
まとめ
今回は、Pixel 11 Pro Foldを購入したので、前モデルのPixel 10 Pro Foldとの比較をしつつレビューして見ました。
メインスマホをPixel 11 Pro Foldに切り替え、前モデルは家用スマホとして運用していこうと思っています。
購入予定がない端末でしたが、結果としては買い替えて良かったと思っています。
小型化・軽量化された点と、スマホケースも薄いものにしたので持ったときの違いは衝撃的でした。
個人的には、スペックとしては既に必要十分な段階にあるので普段使いの中で買い換えたメリットはありませんが、小さく・軽くなった点は毎日使うものなのでかなり嬉しい変化でした。
一方で、万人に購入を勧められるほどの進化はしていない印象です。
前述の通り、軽さや小型化を求める場合以外は購入を見送っても良いと思います。
この手のデバイスは、もう好きな人がお布施として買うものなのかもしれません。
今回は、ここまで。
おわり