【Linux】KororaにRubyをインストールする
こんにちは、しきゆらです
前回の終わりに予告していたとおり、今回はKororaにRubyをインストールしていきます
といっても、手順等はほぼUbuntuの時と同じだったので省略しながら
メモ程度に残していきます
まずは、デフォルトで入っていないパッケージをインストールしていきます
[table id=3 /]
なお、YAMLやCursesは依存パッケージ等で勝手についてきました
インストールが終わったらRubyをダウンロードします
今回は、snapshot版を使います
wget https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/stable-snapshot.tar.gz tar zxvf stable-snapshot.tar.gz cd stable-snapshot.tar.gz
あとは、普段通り
./configure --prefix=[インストールしたい場所] make sudo make install
これで完了です
もし、make中に「It will not be installed.」とでたら
対応するライブラリを入れてもう一度やり直すといいと思います
さて、prefixでインストール先を指定した場合は
rubyをコマンドから呼び出すことができないため
リンクを貼ってあげましょう
Ubuntuの時も書きましたが
自分でインストールしたものは「/usr/local」以下に配置するようなので
コンパイルしてできた実行形式ファイル(rubyやgem等)を「/usr/local/bin」へリンクを貼ります
sudo ln -s [Rubyをインストールしたフルバス]/* /usr/local/bin
書式としては
「ln -s リンクを貼りたいファイルのフルパス リンクを貼る先のパス」
となります
[Rubyをインストールしたフルパス]はconfigure時にprefixで指定したパスを書きます
最後の「*」はそのパス内のすべてのファイルに対してリンクを作ることを指定しています
あとは、ターミナルから
ruby -v
としてRubyのバージョンが返ってくれば完了です
gemも同様に確認しておくと更に○
なお、どうもsudo時にはPATHの設定が引き継がれないようです
そこで、visudoで
# 以下の行をコメントアウト #Defaults secure_path = /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/usr/local/bin # 以下の行を新たに書き加える Defaults env_keep += "PATH"
と書き換えればokです
これで
sudo ruby -v sudo gem -v
などとコマンドを打って結果が返ってくれば完了です
Ubuntuの時とは違ったつまづきポイントがありましたが
対して難しいことではなくてよかったよかった
ということで、今回はこの辺で
おわり